テレビやネットで話題になったガテン系美容師に突撃! シュールすぎる美容室CHOMO.HAIRの実態

 

2016年、福岡県直方市のとある美容室が話題になったことを覚えていますか? 店の名は、「CHOMO.HAIR(チョモヘアー)」。美容室の入り口や窓には“超盛塩中”や“嫌々営業中”などといった手作りのシュールすぎる貼り紙や謎の看板が設置されています。その異様な光景は、WEBメディアやテレビ番組などさまざまな媒体で注目されました。

 

どのような経緯でディスプレイをはじめたのか。一癖も二癖もある「CHOMO.HAIR」は現在どうなっているのか。何とも気になる実態について、オーナーの國廣朋史(くにひろともふみ)さんにお話しをうかがいました。

 


 

高校時代、友だちを坊主に…。失敗がきっかけで美容師の道を選ぶ

 

 

美容師になることを決めたのは高校2年生のとき。坊主から髪を伸ばしていた友だちに「ちょっと髪をすいてほしい」と頼まれたんです。見よう見まねで切ってみたものの、大失敗。友だちは再び坊主になってしまったんです(笑)。そのとき、すごく反省しまして、ちゃんと資格を取って美容師になろうと誓いました。

 

僕は美容師になって今年で16年目ですが、実はブランクが1年あるんです。はじめは東京の美容室に就職してアシスタントとして働いていたものの、25歳で地元の福岡へUターンしました。1年間トヨタ自動車に勤めたのですが、働きはじめて3日目にはもう「向いていない、美容師に戻りたい」と思っている自分がいました。結局26歳で再び美容師として福岡の美容室に就職し、スタイリストデビューしたんです。

 

自分のお店を出したのは美容師に戻ってから4年後の、30歳のとき。「自分の店を出したい」とオーナーに話したところ、「今働いている美容室をそのまま自分の店にしないか」とお話しをいただきました。しかし、8席以上ある店だったので自分には広すぎて。奥さんと2人で切り盛りするのが理想だったのでその誘いを断り、2013年6月1日に「CHOMO.HAIR」をオープンさせました。

 

>「前髪50円」なら怪しくない! 風変わりなお店になった経緯とは?

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