時代の流れに追いつけない…現役美容師が経験した「ジェネレーションギャップ」10選

進化する美容用語。ベテランでも勉強は必須!?(47歳/男性)

 

アシスタントにお客さまのカラーの補助をお願いしたときのことです。頭皮に薬剤が染みやすいお客さまだったので「ねもぎりで塗ってね!」と指示をしました。するとアシスタントは怪訝な顔で「おにぎり? なんですかそれ? どうやって塗るんですか?」と聞いてきたんです。そんなことも知らないのか?と驚いて、「ねもぎりだよ、ねもぎり! 頭皮にあまり薬剤を付けずカラー塗布することだよ!」と説明。すると「あ〜。シャフトオフのことですか。」と真顔でサロンワーク用語の進化を教えさせられてしまいました…。

 

 

昭和の技術用語は今やほとんどが横文字になっているんですね。トリガーはスプレイヤー、カラーもグラデーションカラー、バレイヤージュと、技術も言葉もどんどん進化し続けているのだと改めて思い知らされました。新しいことを覚えるために、この歳でも日々勉強しなくてはですね。

 

 

一挙一動がハラスメントに!? 若者とのコミュニケーションの壁(42歳/男性)

 

私は店長として働いています。ある日、新卒のスタッフに指導をしていたときのことです。自分が若かったころに指導してもらったことを、そのスタッフのためになると思い話したのですが、「それってパワハラですよ」と澄ました顔で言われてしまいました…。

 

そんなつもりはなかったのだと謝罪し、その子の気分を持ち上げようと容姿を褒めたら、今度は「それはセクハラです」とのこと。もうお手上げです…。自分では墓穴を掘るだけだと思い、新人の教育は入社2年目の若いスタッフに任せることにしました…。

 

私の言い方次第で、こちらがよかれと思って言ったことも悪い意味で捉えられてしまうのだと学びました。でも長い間で染み付いた思考をすぐには変えられず、今でも若い子たちとの接しかたで悩み中です…。

 

 

<まとめ>

中には身に覚えがある…なんてエピソードもあったのでは? 言葉やコミュニケーションも時代によって変わっていくもの。無理のない範囲でアップデートをしていくのが、いいのかもしれません。このエピソードを読んで心当たりがあった方もそうでない方も、時代の流れに頑張ってついていきましょう!

 

(取材・文/QJナビDAILY編集部 イラスト/こじめ)

 

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