こんなはずじゃなかった…現役美容師が体験した「買い物大失敗」エピソード

ひたすら悲しい…かつての憧れを実現して知った厳しい現実(35歳/男性)

 

僕が美容学生のころに憧れて通っていた美容室があったのですが、内装がとにかくおしゃれで、店内全てが高級アンティークの家具で揃えられていました。セット面の椅子も、カット用の大きな椅子ではなくアンティークでおしゃれな普通の椅子を使っていたんです。

 

独立する時に、真似してアンティークの椅子にこだわりました。一脚20万です。しかし実際に営業してみたら、見栄えはカッコいいのですが、普通の椅子なのでまず高さの調節ができないんです。自分は背が大きいので椅子の高さを上げたいときも多いのですが、高さが変えられないので自分が地面に膝をついてカットすることに。

 

さらに、古いアンティークの椅子なのでクッションが硬くてお客さまに「この椅子疲れる」と言われるようになってしまいました。縮毛矯正など長時間のときは本当に最悪です。結局、泣く泣く美容専売のカットチェアに買い直すことに。20万×4脚が無駄になり、置き場所もないので粗大ゴミで持っていってもらいました…。カッコよさだけでは営業できない現実を思い知りました。悲しいです。

 

 

 

背伸びしすぎて大失敗。格好つけたつもりが初心者感丸出しに(28歳/男性)

 

僕がデビューのときに、店長に「シザーは刃が長いものを使っているとすごい人に見えてカッコいいぞ!」と言われて、張り切って刃先がかなり長い高級シザーを買いました。

 

実際に使ってみると、刃先が長くてブラントのアウトラインを切るのは一気に進めて良いのですが、チョップカットをすると、めちゃくちゃ使いづらくて、自分の指を切りまくってしまうんです。

 

1人入客する度に自分の指がズタズタに切れてしまって血だらけになり、手が絆創膏でグルグル巻きになってしまいました。ベテランのかっこいい美容師に見えると思って高いお金払って買ったのに、絆創膏だらけで余計に初心者みたいになってしまって、今では全く使わなくなってしまいました。その上、デビューしたばかりでお金がなかったのにもう一本普通のシザーを買うハメに…。ちゃんと試してから購入すればよかったです。

 

>カリスマ性に乗せられて…手痛い勉強代で学びを得た話

 

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