オーナー・店長がケチすぎる! 振り回されて大迷惑なサロンの「いきすぎた節約」エピソード

 

数円の節約でお客さまとの気まずい時間が…(女性/26歳)

 

うちの店は、シャンプーのときに使い捨てのフェイスガーゼを使っています。なので、当たり前ですが一度使ったガーゼはその場で捨てることになっています。

 

ところがある日、店長が「フェイスガーゼを1回で捨てるのはもったいなくない?」と言いはじめました。「フェイスガーゼは半分に折りたたんで使っているし、もったいないから4分の1に切って手で伸ばして使うことにしよう! そうすれば1枚で4人分使える!」と。

 

店長命令なのでしぶしぶ従い、営業後の夜に、毎日ハサミでフェイスガーゼを切るようになりました。しかし、4分の1に切ったガーゼを手で伸ばして使うと、生地が薄くなりすぎて、フェイスガーゼが透けてしまい、お客さまと目が合ってしまうように。さすがに、これはよくないと意見をして4分の1から2分の1にしてもらいました。

 

 

「1枚数円のフェイスガーゼを4分の1に切ったところで、いったい何円の節約になるんだよ…」と思いましたが、「経営ってそんなに大変なのかな?」と心配になりました。ただ、もしも自分が独立したときはそういう節約はしないと思います!

 

 

衛生観念ゼロ!? タオルのリース代を浮かせるために店長が思いついた節約術とは…(男性/28歳)

 

うちのお店ではリースのタオルを使っています。そして、洗濯は業者に依頼していました。あるとき、なるべくタオルの消費量を減らそうと考えた店長。「お客さまの首に巻いただけで汚れていないタオルは、もう一度別のお客さまに再利用しよう」と言い出したのです!

 

一度使ったタオルを別のお客さまに使うなんて不衛生すぎるし、特に今はコロナも感染拡大している状況…。そんなの絶対にあり得ません! スタッフ全員で猛反対し、最終的に「一度使っただけで汚れていないタオルは、スタッフが手を拭いたり、汚れた場所を掃除したりするために再利用する」ことで落ち着きました。

 

はじめは「なんだこのケチ!  超気持ち悪い!」と思いましたが、実際にやってみると確かに、ちょっと使っただけで洗濯に出してしまう癖がついていたなと反省しました。自分たちの手拭きタオルとして使ったり、カラー剤のカップや洗ったハケを拭いたり、再利用することで大幅にタオルの節約ができるようになり、ケチも役に立つことがあるんだなって思っています。

 

>最終的には素手でカラー塗布をはじめた後輩。その理由とは…

 

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