世界で通用するのはやっぱり「基本」。ハワイで見つけた美容師の本質―「OCEAN HAIR」オーナー・hiroさん

美容師として次のステージへ。妻に背中を押されて実現したハワイでの独立

 

 

ハワイで美容師のおもしろさを再確認したとはいえ、独立しようとは思っていませんでした。ただ、ハワイで出会った妻と結婚し、永住権を得ていたことや、その妻に背中を押されたことで、次のステージにいきたいという欲が出てきたんです。ハワイで経験を積んできて、今独立を実現できる環境があるのだから、チャレンジしてみようと。そうして、独立準備をはじめました。

 

ハワイでは「craiglist」という仕事や住宅、車の売り買いなどあらゆる募集情報が載ったサイトが盛んに活用されているのですが、そこで今のサロンがビジネスごと売りに出されていました。いわゆる“居抜き”に近い感覚です。それを購入し、2012年8月に「OCEAN HAIR」をオープンさせました。

 

正直、独立に対しては不安もあったし、怖いと思う気持ちもありました。実は、日本人が経営するハワイの美容室って結構あるんです。探せば20軒くらいはあるかと。だけど、この10年でだいぶお店が入れ替わったし、有名店でも店をたたむことも多いんです。

 

そんな中でも、独立を決心したのは、後悔したくなかったから。いつだって失敗のリスクはありますが、チャレンジしないと何も変わらない。失敗することよりも10年前に行動していなかったことを後悔するほうがよっぽど虚しいじゃないですか。

 

>ハワイでも基本的な“美容師力”が大事。売上を継続するには日々のサロンワークに目を向けるべき。

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