“OCEAN TOKYO歴代最年少スタイリスト”は通過点でしかない -OCEAN TOKYO WHITE 奥村 健司郎さん U29次世代美容師-

 

次世代美容師として注目される「U29美容師」のサクセスストーリーから、成長のヒントを「美容師のタマゴ」へお届けする企画「U29次世代美容師」。第51回目は、OCEAN TOKYO WHITEにて、史上最年少の21歳でスタイリストデビューを果たした奥村健司郎(おくむら けんしろう)さんです。美容学校のスターが集まるサロンで、どうしてそんなに早くデビューすることができたのか。奥村さんにデビューまでの道のりと、これからの展望について語っていただきました。若さを武器に変えたい美容師さんに読んでほしいインタビューです。

 


 

努力しても年齢は変えられないから、スタートは早くていい

 

 

子どものころは熱しやすく冷めやすい性格でした。なんでも普通にこなせるけど、何ごとも長続きしないタイプ。どちらかというと真面目でコツコツと…ってよりも遊ぶ方に流れていきました。

 

中学くらいの頃から自分の髪をセットするのは好きでしたし、髪型に厳しい校則のある学校だったけれどこっそりツーブロック入れたりして、自分なりに楽しんでいたんですよね。漠然と美容師になりたいと考えるようになりましたが、憧れている美容師さんがいたとか、髪を切って人生が変わったとか、そういう理由で目指していたわけではありません。どうしても美容師になりたいというより、美容師以外に興味がある仕事がなかったというのが正直なところです。

 

 

中学卒業後は美容科がある私立高校に進学したので、普通科の授業を受けながら、並行して3年間、美容師免許をとるための勉強を通信で学びました。相変わらず器用貧乏で、飲み込みは早いけれど、コツコツ練習するのが得意じゃないので、「そこそこ」止まりで、さらに深く踏み込んだりはしていませんでした。

 

ただ、僕は「人よりも先にいきたい」という気持ちが強かったんですよね。どんなに努力しても年齢は変えることはできません。僕が美容師免許を取得したのは18歳。美容師としてのスタートが早いことは、自分の強みになると思っていました。

 

>あまりにも未熟で、新しい環境に慣れるために必死だった

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