“OCEAN TOKYO歴代最年少スタイリスト”は通過点でしかない -OCEAN TOKYO WHITE 奥村 健司郎さん U29次世代美容師-

あまりにも未熟で、新しい環境に慣れるために必死だった

 

 

OCEAN TOKYOに入ったのは、東京で売れる美容師になりたいと思ったからです。中高生のころ、雑誌の誌面で代表たちを見ていたし、メンズをやりたいならここしかないかなと考えたんですよね。

 

でも僕は地元が鹿児島で、しかも高校生だったので、入る前にサロンに訪問したのはわずか数回。でも、OCEAN TOKYOで働いている先輩たちの話を聞くことができ、自分のしたいことにチャレンジできるサロンだとわかりました。

 

面接では若さと勢いしかアピールできませんでしたが、採用してもらって感謝しています。入社当初は高校卒業してすぐに鹿児島から上京したばかりの18歳。同期はみんな2歳年上。とにかく新しい環境に慣れるのに必死でした。人と接する仕事は気をつかいますし、自分の生活もあるから、本当に覚えること、やるべきことが多くて、社会人として未熟だった自分は苦労しましたね。

 

 

入社2年目からは環境にも慣れて、自分の目指したい方向も見えてきました。どちらかというと自分はYouTubeや人前に立つことは得意ではありません。しゃべりにもあまり自信がない。となると、技術で勝負するしかないと思ったんですよね。そうと決めたからには、技術では同年代に負けたくないし、プライドやこだわりを持ってやりたい。上手い美容師になる決意をしました。

 

「若さは武器になる」デビューを祝ってくれた恩師の言葉

 

 

自分が最年少でOCEAN TOKYOに入社したことも強く意識していました。努力次第で年齢的には誰よりも早くデビューできることも頭の中にいつもありました。せっかくそのチャンスがあるのだから、最年少デビューを狙っていきたいと思っていたのも事実です。ただし、あくまでもデビューは通過点であって、早くスタイリストになって自分自身の手で、お客さまをカッコよくしたいという気持ちがいつも心の中にありました。

 

OCEAN TOKYO WHITEに配属されて、代表の七五三掛のアシスタントをして間近で見られたことは幸運でした。徹底した技術へのこだわりの部分や物事の考え方など吸収できることは全て吸収すると決めて、貪欲に日々を過ごしました。

 

 

デビューしたのは2019年の5月。21歳でのデビューはOCEAN TOKYOで歴代最年少です。代表から「お客さまと年齢が近いことが武器になる。影響を与えられる存在になれ」という激励の言葉をもらいました。年齢的に若いことは自分にとって武器ですが、一方でコンプレックスでもあります。若くてもそれを感じさせない、お客さまに安心と信頼を与えるような人格者を目指したいと思っています。

 

>技術やデザインが凝り固まった美容師にはなりたくない

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