平均年収900万円&FC事業も急成長! 美容業界年商No.1を目指すLondの強さ徹底解剖【前編:スター美容師が生まれる理由】

 

(左)川瀬さん(真ん中)斎藤さん(右)津賀さん

 

銀座1号店を出店した2013年以来、わずか9年で国内外に約40店舗を展開しているLond Group。そんなLond Groupからキーマンとなるであろう3人が、東京・名古屋・福岡から集結。本部代表を務める斎藤信太郎(さいとうしんたろう)さん、株式会社INK.STICK (Lond Group名古屋)代表の川瀬賢翁(かわせまさお)さん、株式会社OneBloom(Lond Group福岡)代表の津賀雅也(つがまさや)さんの3名に、Londから次々とスター美容師が誕生する理由や、各地のLond加盟店オーナーが爆速で事業を成長させている理由を聞きました。インタビューは前後編の2回、前編ではスター美容師が生まれる理由にフォーカスします。

 

 


 

Londで平均年収900万円が当たり前?それはどうしてか?

 

 

斎藤:僕らは専門学校の同級生6人で会社を立ち上げました。それまで別々のサロンで働いていたのですが、どこも働く側として理不尽に感じる部分があったんです。そうした理不尽を一切排除した会社をつくることがLondの出発点でした。また、かなり勢いのあった美容室が、人が抜けていくことで弱体化していく様子を見ていました。結局、美容室は人次第なんだから、人が辞めない美容室をつくったら勝てると思ったんです。顧客満足度を上げることや技術向上を図ることも、もちろん重要なんですけど、美容師がいなくちゃ始まらない話です。

 

だから僕らはお客さまよりも働くスタッフに目を向けました。スタッフが幸せになる環境をいかに用意できるかが、美容室経営の根幹だと。実際、5年くらい離職はゼロだったんです。その肝は「未来を描ける」か。未来が見えない環境では働き続けられないと思うんです。例えば、10年働いている先輩が手取り20万円しかもらっていなかったら、将来不安ですよね。でも、Londは”平均”年収900万円です。身近な先輩が900万円以上稼いでいるんだったら、自分だって絶対できると思いますよね。

 

「理論上不可能」を打ち破り続けるのがLondのカルチャー

 

 

川瀬:Londからいろんな面で突出した美容師が誕生し続けているのは、アシスタント時代から「俺はデビュー月に売上記録をつくる」などの目標が叶うことを信じて疑わないからだと思います。「俺は無理かも」とは多分思わないんですよね。

 

加えて、「先輩が後輩に対して出し惜しみしない」というのもLondの強さなのかなと。技術や集客方法など、先輩たちが全て見せてくれるんです。世の中的には、本質的なところを実は隠す人が多い。でも美容室は技術の継承が進まないと結果を出せないですよね。結果が出ないとアシスタントも頑張れない。

 

僕は誰に教わるかで人生が変わると思っています。そういう意味で、Londは結果を出してきた人たちの教えをギュッと2年かけてスタッフに伝授するから、人生が変わる。僕は「俺の全てを捧げるから、お前は俺を超えろ」と思っています。あの人は特別だから抜けないとかじゃなくて、全員が「あの人を超える」と思えるんです。

 

 

津賀:出し惜しみしないというところでは、僕が構築してきたSNSの集客ノウハウも全部後輩に落とし込んでいます。今も各店舗にSNSのリーダーがいて、ミーティングをしたり、情報交換をしたりしているんです。多分今は新卒も全員SNSで発信しているし、逆にいうとやらない理由はない。中途でLondに入ってそれまで全然SNSを使いこなせてなかったスタッフも結果を出していますから、学べる中身は間違いないです。

 

 

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