女性美容師のブランディングは難しい!? 自身の見た目と作りたいスタイルの関係性とは?「NOBU’S KITCHEN」Vol.12ゲストSiikaNIKAIサトーマリさん・SYAN野々口祐子さん・ALBUM/城田光代さん【前編】

サトーマリさんが考える、女性美容師のブランディングの難しさ

 

 

サトー:ご本人を目の前にして言うのもあれなんですけど、わたしは野々口さんって大変な面もあるんじゃないかなって思う。

 

野々口:なんでですか?(笑)

 

サトー:ビジュアルのいい女性美容師さんは、外から求められているものと、自分が作りたいスタイルにギャップを感じることって多いと思うんですよ。女性美容師って、自分の作りたいスタイルに100%センスを注げる人と、自分のブランドイメージを持っていることによって、それができない人がいる気がしていて。本人の見た目に色がついちゃうと、作品に色をつけにくいというか……。

 

 

野々口:わかるような気がします。

 

サトー:「本当はもっと振り切ったスタイル作りたい」と思っても、自分のブランディングを守らないといけないからそれはできない。だって、振り切っちゃったら今のお客さんはいなくなっちゃうこともあります。そうした中で、自分のブランディング守りつつ作品も作らなきゃいけないから大変だろうなって。野々口さんに限らずのことだと思いますけど。

 

野々口:的確ですね(笑)。

 

 

――逆に、女性美容師ならではの強みってなんだと思いますか?

 

NOBU:俺は羨ましいし、良いなと思いますよ。自分のヘアスタイルも出せるし、女性のお客さまと世界観も共感できる。僕は自分のスタイル出せないですから。

 

 

サトー:どうしたって男性美容師と女性美容師の作るスタイルは違いますからね。女性から見た「いいな」を男性は見つけられないし、その逆も然りですけど。女性にとって重要なスタイルのポイントがわかるというのが、同性である女性美容師の武器ですよね。

 

 

後編では、サトーさん・野々口さんがもつ人材育成の悩みをNOBUさんに相談!? 解決策は見つかるのか? お楽しみに!

 

 

>後編へ続く

 

 

 

プロフィール

siika NIKAI オーナー/スタイリスト
サトーマリ

茨城県出身。専門学校卒業後、都内某有名店に入社。2014年JHA newcomer of the year(新人賞)ノミネート。2015年に退職後、2016年に夫の加藤龍矢さん(代表)とともに「siika」(東京・学芸大学前)を立ち上げる。サロンワークを中心に、ファッション誌、一般誌、業界誌などの撮影でも活躍。

 

 

 

プロフィール
SYAN
代表/野々口 祐子

大阪府出身。ル・トーア東亜美容専門学校卒業後、都内人気サロン2店舗を経て独立。柔らかい質感の外国人風のカラー、パーマスタイル、ちょっとエッジのきいたボブ、ショートスタイルを得意とする。自身のセンスのよさから、ファッション誌や美容誌からも支持を集める。

 

 

プロフィール
ALBUM
プロデューサー/NOBU

大阪と東京のサロンで経験を積み、2014年よりアルバムのプロデューサーとして活躍。美容学校生の頃から既存のルールにとらわれず、独自の手法で技術を高め、売り上げ、集客ともに伸ばしてきた実力者。サロンワークのほか、雑誌の撮影やショーのヘア・メイクの仕事も数多くこなしている。インスタグラムのフォロワーは24万人。

最近では料理人の夢を叶えたいと画策している。

https://www.instagram.com/nobuhair/

 

 

プロフィール

ALBUM GINZA
トップスタイリスト/城田光代(しろた みつよ)

長野県出身。日本美容専門学校卒業後、都内の美容室に就職。3年半勤めた後、エステサロンなどを経て、ALBUM入社。入社1年半にしてインスタのフォロワー数が5万人を突破。現在は、6万2000人(2019年10月時点)。現在はトップスタイリストとして活躍中。

 

 

(取材・文/須川奈津江  撮影/菊池 麻美)

 

 

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