「好きな美容師ランキング2024」1位のいさなさんが振り返る2024年と2025年の展開、そして、美容業界への熱い思いとは!?

アパレルブランド、共同代表就任、武道館のステージetc.盛りだくさんの1年

 

 

QJ編集部:昨年は念願のアパレルブランド「volff」の立ち上げもありました。

いさな:僕、リクエストQJの初めての取材のときに「学生の頃は、美容師よりもアパレルがやりたいって考えてた」って話していたんですよね。その夢はずっと持ち続けていて、資金面の問題がクリアできた今、有言実行でチャレンジしたという次第です。

よくある美容師さんのアパレルの展開は2〜3アイテムだけ出す、みたいなことが多いですが、volffは最初に一気に7アイテムを発売し、その後も定期的に続けていくことに決めています。第2弾のアイテムも近々発表予定です。

 

 

QJ編集部:反響はどうでしたか?

いさな:自分が思っている以上によく売れました。アパレルって、本当にお金がかかるんですよね。そんな中で、売上でいうとギリギリ黒字が出せたので目標はクリアできました。欲を言うともっといきたかったですかね。

でも、今までは自分の技術や自分自身を商品として売り出してきましたが、モノを売るってすごく大変なことなんだというのを身をもって感じました。自分の努力やがんばりだけではどうにもならないことがたくさんあって、それがあったからこそ学びを得ることもできたので、今後の展開に活かすつもりです。ただ、アパレルでお金儲けをしたい気持ちはまったくなくて、黒字を出したいというのも、今後続けていくためなんです。着てくれる人に喜んでもらえるもの、自分が着たいものをこれからも作りたいです。

 

 

QJ編集部:投票してくださった方からは、「DREAM PLUS 2024」でのヘアショーを絶賛するコメントも数多く集まりました。hodosのmikaさん、JURKの朝日美月祈さん、Nullのフウガさん、sikiのkarinさんと5人のステージでしたね。

いさな:はい。僕以外の美容師さんたちは、それこそクリエイティブに力を入れているサロンの方がほとんどで、その中でいったらADITIONはまだまだです。にもかかわらず、彼らと同じステージに立てることは嬉しい反面、かなりプレッシャーもありましたね。僕は出番が最後だったので、やれることもかなり限られた状況ではあったのですが、見ている方にインパクトを残せたなら、これ以上嬉しいことはありません。

 

>独立の夢から一転、ADITIONの代表就任! 美容業界が抱える課題にも挑んでいく

 

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