美容学生の憧れの存在! SUPERSTARSのeuminさんってどんな人?

日本人は「こけし」みたいな髪型だとパリで誤解されている?

 

 

QJ編集部:パリと情報交換もしているんですか?

 

eumin:Skypeでミーティングしています。時差があるので、お互いに時間を合わせて情報交換しているんですよ。どんなお客さまがきているのかとか、どんな薬剤をつかっているのかとか。パリと日本だと使っている薬剤なども結構違います。また、こちらで経験を積んだスタッフが、ワーキングホリデーでパリに行ったり、反対にパリで現地採用された日本人スタッフが帰国して代官山で働くなど、スタッフの行ききもありますね。

 

今、パリの店舗にはベトナム人や中国人などアジアからのお客さまが増えているそうです。やはりアジア系の人は日本人と髪質が似ているので、日本人美容師のニーズが高いようですね。自分の髪や骨格を理解している日本人の美容師に切ってもらうと安心というイメージがあるようです。

 

パリのルーブル美術館そばにあるSUPERSTARS

 

ちなみに、日本人以外の美容師に切ってもらうと、日本人は「こけし」みたいなパッツンヘアにされてしまうことが多いらしく…。日本に詳しくないパリの人からすると、日本人はパッツン前髪のおかっぱみたいなイメージが強いのかもしれないですね。

 

入社2年目にデビューし、コンスタントに月売100万円超え!

 

 

QJ編集部:そもそもeuminさんはなぜSUPERSTARSに?

 

eumin:美容専門学校の先生に「海外で働ける可能性を考えたら、どんなサロンがいいと思いますか?」と聞いたんです。そうしたら「ニューヨークとパリならどっち」と聞かれたんですよ。私は研修でロンドンとパリに行った経験があり、パリの雰囲気がすごくよかったので「パリがいいです」と。そうしたら、SUPERSTARSを紹介してくれました。

 

実力がついたらすぐに入客できるサロンなので、2年目にはもうお客さまに入っていました。最初は友達やモデルさんにきてもらっていたんですが、だんだんとInstagramからもお客さまがきてくださるようになりました。ありがたいことに、3年目には月売上100万円はコンスタントに超えるように。特別なことはしていないのですが、有名なインフルエンサーの紹介もあって、お客さまが増えている部分もあります。

 

あと、先ほどもお話ししたように学生さんのお客さまが多いですね。「ほかの子と被りたくない」という理由で、あえて黒髪の子もいれば、ブリーチして明るい色を入れる子もいます。オリーブ色っぽくしたり、赤っぽいオレンジにしたりと、大胆なカラーを入れることもありますね。

 

 

QJ編集部: 「VOGUE JAPAN」にもスタイルが出ていましたし、お会いするまでは、もっと年上のかたなのかなと思っていました。

 

eumin:今、24歳で美容師4年目です。「VOGUE JAPAN」さんは、ショートが得意というところに目をつけてご連絡をくださったみたいです。ヘアだけじゃなくて、ファッションやメイクを含めてトータルでもっとレベルを上げていきたいなと思いました。個人的にすごく勉強になりましたね。

 

QJ編集部:パリで働くことは考えていないんですか?

 

eumin:機会があればワーキングホリデーで行くかもしれません。でも、今は「髪を切ってくれなくなったら困る」と言ってくれるお客さまがいるし、まだそのときではないのかな、と。いつになるかはわからないですね。

 

>気になるのはK-POP 主要なファッション誌にも一通り目を通す

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