音楽もタオルも完全オリジナルのこだわりで、新たな世界観を提示。Ways TOKYOが手掛ける初のヘッドスパサロン『藤ノ郷』その全貌とは!?

 

店内のBGMは作曲家と組んだ完全オリジナル! 音楽は世界観の発信にも一役買う

 

―『藤の郷』は、どんな特徴がありますか?

 

 

木村 ヘッドスパサロンの施術方法は、大きくはドライとウェットに分けられます。藤ノ郷では美容室が手がけるヘッドスパサロンだからこそ、ウェットの強みを拡大していきたいと考えています。さらに、リラクゼーション重視のブランディングが多い中で、もう一歩踏み込んで丁寧なトリートメントヘアケアまで施術できるようにしました。

お客さまの層としては、20代後半〜30代の方を想定しています。30代前後って、仕事も収入も安定してきて、改めて自分に視点を向けるタイミングだと考えていて。何にお金を使ってどんな体験をするかは人それぞれですが、「きれいでいたい」という選択肢のうちの一つに、今までのヘアケアのやり方を見直したり、今ある髪を大切にしたりすることがあるとすれば、そのお手伝いができればいいですよね。

 

―タオル、音楽、香りなどすべてをプロデュースされているそうですね。

 

 

木村 タオルは日本の二大産地のうちのひとつである、「泉州タオル」と組んでつくったものをホームケア用に用意しています。

音楽は、Apple Music等ですでにプレイリストが公開されていますがオリジナルなんですよ。

 

―既存の曲を組み合わせたプレイリストというわけでなく、オリジナルに作曲されたものということに驚きました!

 

 

木村 そうなんです。ヒーリングミュージックの作曲家の方たちにオリジナルで作っていただきました。今、他業界でもプレイリストを公開するブランドが多いですよね。藤ノ郷でも音楽を発信することで、表現したい世界観を提示していけるだろうな、と考えました。

 

―最後に、藤ノ郷、そして会社としての展望を聞かせていただけますか?

 

 

木村 Ways TOKYOとしては、年内に4店舗目を作る目標があります。それに伴い、社員数が増えてきていることもあり、業務委託やアルバイトなどの形態での雇用も積極的にチャレンジしていくつもりです。藤ノ郷でも、もともとのWays TOKYOのメンバーでない外部からもリクルートをしています。業界の現状を見ていると、美容師の国家資格を持っていても、働き方を理由に美容の仕事を離れ、せっかくの資格を眠らせている方は本当に多い。そういう方が国家資格を活かしながらゆるやかに働ける場所を用意すれば、いずれWaysのスタッフがライフイベントを迎えてスローペースで働きたくなったときに、選択肢があることにも繋がります。

Ways TOKYOは“人を活かせる”会社でありたいですし、いろいろな良さを持った人が集まり、その良さを発揮して伸びていける仕組みを作っていきたいです。

 

 

―本日はありがとうございました!

 

 

 

Ways TOKYO

代表取締役/木村一平

大阪府出身。ニューヨーク州美容師ライセンス取得者。InstagramやYouTubeで多くのファンを抱える一方、企業広告のヘアメイクや商品開発も行うなど活躍中。カミカリスマ2年連続受賞。

Instagram:@kimuraippei

 

 

(文/須川奈津江 撮影/松林真幸)

 

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