【実話】現役美容師が体験した「本当にあった怖い話2022」心霊エピソード10選

 

かわいいお客さまが施術中に豹変!? 去り際に語った一言とは…(38歳/男性)

 

僕がデビューしたてのころのことです。その日は、スタイル抜群のとってもかわいい女性客の担当になり、テンションは最高潮。そのお客さまは、ブリーチをして金髪にしてほしいとのオーダーだったので、さっそくブリーチ剤を塗布して加温していました。

 

すると、「ちょっとすみません!」といきなり大きな聞こえました。僕は「加温機が熱かったのかな」と思い、「大丈夫ですか!? 熱かったですか?」と急いで駆け寄りました。すると、「今は何をしているんですか…?」と質問されたので、「ブリーチ中ですよ」と伝えると「そんなの頼んでいない!!」という驚きの返事が。僕はびっくりして、「でもさっきお客さまがブリーチしたいって言ったんじゃないですか!」と言うと、突然、そのお客さまは「あ、あいつがくる…、あいつがくるー!! 私はあいつの奴隷なの、あいつがくるー!」と大声で叫び始めたんです。

 

いきなり叫び始めたので店内は騒然となり、みんなの注目が集まりました。僕も、その光景を見て、頭がおかしい人だと思いました。しかし、お客さまは一通り叫んだ後、気を失ったようにうなだれ、少しして目を覚ますと、まるで何事もなかったかのように、カウンセリング時の穏やかな状態に戻ったんです。その後も施術を続け、金髪を気に入ってくださったようでした。僕は「さっきのは何だったんだ? 二重人格?」と疑問ばかりでしたが、そのことには触れず、お見送りをするため店の外に出ました。すると女性客はこちらをくるっと振り返り、「あの子を封じてくれてありがとう」と男の人のような低い声で言い、立ち去ったのでした…。

 

 

あれからそのお客さまは来店されていませんが、今でもあれは何かが憑依していたのではと気になっています。訳のわからない話に聞こえるとは思いますが、これは本当の話です…。

 

 

 

何度もかかってくる無言電話。あのとき電話を取らなかったら今ごろ…(30歳/女性)

 

ある営業後のこと。私はその日、同窓会の予定があったので、日課の夜練習を早々に切り上げて帰るつもりでいました。しかし、なんだかんだと練習に熱が入ってしまい、気づくと同窓会に間に合うギリギリの時間に。急いでお店を出ようとしたそのとき、1本の電話がかかってきたのです。

 

営業後にお店に電話がかかってくるのは珍しいので、「オーナーかな?」と思い電話に出てみました。しかし、相手は何もしゃべらないのです。「もしもし? もしもし?」と3回ほど言ってみてもまったく応答なし。私は不審に思い、電話を切りました。そして、店を出ようとすると、また電話が鳴ったのです。さっきの電話の人かなと思い急いで出ましたが、また無言。なんだか気味が悪くなった上に、その電話のせいで私は乗りたかった電車に乗り遅れてしまいました。

 

最寄駅に到着して急いで駅の自転車置き場に向かっていると、なにやら人だかりが。なんと、私が止めていた駐輪場に車が突っ込んで事故を起こしていたんです。とっさに「うわ、危なかったー」とホッとしました。しかしそこであることに気付いたんです。あの電話がなくて予定の電車に間に合っていたら、私はこの事故に巻き込まれていたということに…。

 

考えすぎかもしれませんが、私はあの無言電話が偶然だったとはどうしても思えません。今は、大好きだったおばあちゃんが天国から見ていて守ってくれたのかなと思っています。

 

 

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