女心をつかむ美容師の「セルフブランディング」 -AFLOATグループ 宮村浩気さんの習慣 前編-

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全ての女性をカワイくするカリスマ美容師集団AFLOAT。その代表として経営手腕を発揮しつつ、現役美容師としてもビューティーシーンのトップを走り続けているのが、ご存じ宮村浩気(みやむらひろき)さんです。今回はそんなカリスマの習慣に迫りました。インタビューは前後編の2回。今回は前編です。

 


 

カラー剤が付いた爪は美容師の勲章?

 

美容師はお客さまの顔周りを触る特別な仕事です。普通の男性がいきなり女性の髪を触るなんてありえないですよね。サロンワークのなかで髪に触れることが当たり前すぎて、そのことを忘れている人もいるのではと思います。昨日も、スタッフとお酒を飲みながら、そういう話をしていました。

 

美容師は仕事でカラーをしているから、カラー剤が爪に移っていることがありますよね。「職業病だからしょうがない」とか「頑張っている証拠」と考える人もいるけれど、お客さまからしたらどうでしょうか? 「その手で触られるのは絶対にイヤ」と感じる人も少なくないと思います。特に女性のお客さまは、美容師のことをよく見ていますよ。だから僕は指先のケアは欠かしません。

 

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こんな風に僕は、いつも「お客さまから自分がどう見られるか」「どんな印象を抱かれるか」を意識しています。例えば、僕が今日つけている香水は、CHANELのアリュールです。これをお客さまの髪を触っているとき、ふわっと香るくらい付けています。すると、お客さまに「香水何つかっているんですか?」と聞かれて、会話が生まれる。メンズの香水ではこうはならないと思います。

 

美容師がつけているアクセサリーや靴も、お客さまが気にするポイント。なので、女性のお客さまが違和感なく身に着けられるようなユニセックスなデザインのものをあえて選ぶこともあります。

 

>お客さまの印象に残るために必要なこと

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