生涯現役を貫くために心・技・体を磨き続ける -KINOSHITA GAIEN EAST STREET 木下 裕章さんの習慣 後編-

 

1894年創業の老舗ヘアーサロンKINOSHITA GAIEN EAST STREETの五代目をつとめる木下裕章(きのした ひろあき)さん。年間80回を超える全国での講演活動や、国内主要ヘアーコンテスト審査員など、美容の有識者として業界から一目置かれている存在です。今回は美容師からの支持される木下さんの習慣に迫ります。インタビューは前編・後編の2本立て。本記事は後編です。ぜひ前編と合わせてご覧ください。

 


 

約10年間、「加圧トレーニング」を継続している理由

 

僕の母は80歳でまだまだ現役です。だから僕も80歳まで腕を衰えさせることなく美容師を続けたいと考えています。体は丈夫なほうだと思っていましたが、無茶な生活のツケが回ってきてしまいました。40代に差し掛かると前よりも肩こりが酷くなり、腕に痺れのようなものを感じるようになってしまったのです。

 

それまで運動と言えば趣味のゴルフで軽く体を動かすくらいだったので、何か始めないといけないと考えるようになりました。妻から加圧トレーニングを勧められたのはそんなときです。それから10年ほど加圧トレーニングを継続しています。

 

 

加圧トレーニングでは、腕や足の付け根にベルトを巻いてパンプアップ(筋肉を膨らませる)することで、毛細血管をあえて破裂させて代謝を促しています。だから、血管が若返るんですよ。ベルトを巻かれて血流が抑えられているから、脳が筋肉に送る血液が足りないと勘違いして、血流を増やすので効果的にトレーニングすることができます。これを始めてから、肩こりやしびれがなくなったのはもちろん、しわが減ったり、肌ツヤがよくなったりという具合に、たくさんのメリットを感じています。だから続けているのです。

 

>どんな仕事も体力が落ちると精神力も落ちてしまう

 

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