散歩や昼寝、瞑想で頭の中の雑念を消し、判断力を高める -COVER HAIRグループ 谷本一典さんの習慣 前編-

情報洪水時代だからこそ、煩悩や執着を少しずつ減らす習慣が大切

 

 

頭の中を整理したり、心を落ち着けたりすることの重要性は、美容師の仕事にも通じると思います。もともとの動機は髪を切って喜ばせたいとか、たくさんの人と会って話をしたいとか、そういう純粋な気持ちで美容師をはじめた人が多いはず。それがいつの日か、「嫌な先輩がいるのでサロンに行きたくない」「レッスンが大変」とか、「売上がほしい」などいろいろな煩悩や執着が混じってしまうものなんです。ある程度はしょうがないことだけれど、そんなときも、「なぜ自分は美容師をしているのか」「なぜ自分を経営をしているのか」という自分の原点に立ち返り、純粋な気持ちと動機で動くことができれば、素敵だと思いませんか。

 

生まれたからには苦労はつきものです。世の中にはみんなを不安にさせるような情報も渦巻いています。それを取り除いたり、整理するための習慣は、誰もが持っていていいものです。特にこの情報化社会では非常に大事になってくるんじゃないんでしょうか。仕事中に散歩は無理かもしれないけれど、休憩中に自分の呼吸に集中して気持ちを落ち着かせたり、大切なことを振り返ることはできるかもしれません。できる範囲で試してみてください。

 

 

プロフィール
COVER HAIR グループ
代表/谷本一典(たにもとかずのり)さん

広島県出身。美容学校を卒業後、低価格サロンや都内老舗サロン、都内有名ブランドサロンに勤務。都内老舗サロンでは営業本部も経験し、数百名のスタッフのTOPも務める。現在の株式会社ハンサム社長代行およびCOVER HAIR GROUP代表に。2015年には世界初の「モッズヘア・メン」の総合プロデュースも手掛け、美容コンサルティングでも活躍。COVER HAIRブランドのさらなる進化を目指す。

 

 

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