若い時期の“10年間の基礎工事”が、豊かな美容人生の土台になる -EARTH 國分利治さんの習慣 前編-

2019.10.17

 

国内247店舗を構える国内最大級の美容室グループ「HAIR&MAKE EARTH」。その代表を務めるのは、みなさんもご存知の國分利治(こくぶんとしはる)さんです。メディアで見かける國分さんは、プール付きの豪邸やフェラーリなどが印象的で、少々派手なイメージですが、実際は福島県から上京した純朴な青年の面影を残す、とても謙虚な人物です。今回はそんな國分さんの「成功を導くための習慣」を伺いました。インタビューは前編・後編の2回、まずは前編からどうぞ!

 


 

19歳から10年間、24時間365日仕事に没頭した

 

 

プロ野球選手、ノーベル賞受賞者、カリスマ経営者など、どんな世界でも成功してきた人たちは、一心不乱に自分の仕事に打ち込んだ時期があると思います。本当のプロになるためには時間がかかるものです。それも若い時期に、24時間365日、それを10年くらい、目標に向かって打ち込んできたかどうかで、その後の人生が大きく変わると思っています。

 

その10年間を建築で例えると「基礎工事」です。高層ビルをつくりたいのなら、基礎を深く、強くする必要がある。人間もそれと同じで、20代とか早い時期に基礎をつくる時間があったほうがいい。僕は仕事に集中しない限り、基礎はできないと思っています。僕自身、美容師になってから10年間、早朝から深夜まで練習していましたし、正月も休まずに働きました。だからといって、自分と同じようにやれとは言わないけれど、いわゆる成功者と呼ばれる人たちも同じような経験をしてきていると思います。

 

最初の10年間で基礎を作ることで、残りの人生が豊かになります。経済的にも安定するでしょう。しかし、最初の10年間を遊んですごしてしまうと、残りの時間を必死で働くことになりがちです。よく「子どもが生まれたから」とか「家を買ったから」などの理由で、お金のために頑張り出す人もいます。それはそれで頑張るべきだけど、「仕方なく頑張る」のではなく、仕事に純粋な気持ちで没頭することが重要なんですよ。

 

高い目標があるから頑張り続けられる

 

 

今のご時世、ハードワークはすごく嫌われています。それを強制しようものなら、ブラック企業と呼ばれますよね。僕はハードワークを勧めるつもりはありません。長時間働けばいいというわけでもないし、大事なのはいつも仕事のことが頭から離れないくらい夢中になることだと思っています。

 

美容の仕事が好きでも、目的が明確でないと、10年間仕事のために集中して頑張ることは難しいです。たとえば、「富士山に登る」という目的があったら、いろいろな準備をするじゃないですか。まずは、情報を集めますよね。交通手段はなにか、登山口はどこにいくべきか、頂上までの時間はどのくらいかかるのかとか、パッと思いつくだけでもたくさん出てきます。体力に自信がなければ、体力づくりをしたほうがいいかもしれません。

 

ただ山に登るだけなら、初心者でも登りやすい筑波山でいいかもしれない。その場合、富士山に登るときのような準備は必要ありません。つまり、日本一の富士山に登るという高い目標があるから、そこに向けて準備ができる。富士山はあくまで喩えですが、10年間頑張り続けられるという人たちは、やっぱり高い目標を持ち続けているわけです。

 

 >いい目標には必ず “数字”が入っている

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