美容師が絶対に捨てるべきモノ3選! ミニマリスト美容師4名に聞いた、自分らしい働き方が見つかる「断捨離」のすゝめ

 

断捨離で情報の取捨選択の精度がアップ! 映像の勉強に一点集中し、現在の活動にも繋がった! -ミニマリスト歴3年:佐藤陣さん

 

 

フリーランス美容師/佐藤陣(さとう じん)

1997年生まれ、秋田県出身。名古屋を拠点に美容師×映像クリエイターとして活動中。美容師向けオンラインサロンの動画コンテンツの撮影やサロンPV、他業種の映像制作も手がける。美容師向けの動画コンテストの他、企業や自治体主催のコンテストでの受賞歴多数。

Instagram:@sato__jin

 

―ミニマリストになったきっかけは?

仕事と環境の変化がきっかけです。もともと、地元の秋田で美容師をしていて、実家暮らしだったのですが、フリーランスになるのと同時に県外へ出ることを決めたんです。そのとき「本当に必要なものは何か」を改めて考える機会になりました。荷物が少ないほうが引越しも楽だったので、最終的にリュック1つとキャリーバッグ1つにまで荷物を減らしました。

 

美容師が捨てるべきモノを3つ教えてください!

 

美容師が捨てるべきモノ1:白タオル

汚れが目立ちやすいため、白タオルはいらないと考えています。黒や茶などに統一したほうが、汚れがつくことに気を取られないで済むので作業効率もアップし、おすすめです。

 

 

美容師が捨てるべきモノ2:活用できていない書籍や雑誌、オンラインサロン

スキルや知識を身につけるときは、たくさんのことを一気に学ぼうとせず、まずは1つずつ向き合うことが大切。教材が溜まってしまっていたり、入っているオンラインサロンが複数あったりする場合は、1度手放してみるとスッキリしますよ! SNS上では、みんながさまざまなことを完璧にこなしているようにみえて、僕もいろいろ取り入れていました。しかし、サロンワークや日々の生活をこなしながら、学びに使える時間は限られています。買ったけど読んでいない、入会したけど動画を見られてない…その結果、「お金を払っているのに学べていない…」と自己嫌悪になるというのはありがちなのではと思います。

 

美容師が捨てるべきモノ3:居心地の良い環境

人は居心地の悪いところでしか成長できないという話をよく聞きます。美容師なら、同じ美容師のコミュニティにいるほうが話も通じて居心地が良いですよね。ですが、思い切って美容師以外のコミュニティに参加してみたり、新しい企画やイベントに参加したりすることが大事だと思います。物質的なものを手放すことだけでなく、今いる環境を手放すことで、新しい繋がりやヒントを得ることができます。結果として、仕事に繋がるようなことがたくさんあると思うのでおすすめです。

 

佐藤さんの作業スペース

 

―ミニマリストになったことで、美容師業にどのような影響がありましたか?

僕自身、ものを捨てたことで、選択の精度が以前よりも高くなったと思います。現在、美容師のほかに映像の仕事もしているのですが、映像のスキルを身につけようと思ったときに一旦他のことは切り離し、一点集中で映像の勉強をしました。おかげで、独学からでも映像のスキルを身につけることができ、今に繋がっています。ものを捨て、クリアな状態になると、やるべきことや必要なことへの集中力も増しますし、迷うことも少なくなります。

 

 

―断捨離したいけどなかなか挑戦できない美容師さんに向けて、アドバイスをお願いします!

「もしこれが必要になったら…」と心配になる人もいるかもしれませんが、現代において、ないと死んでしまうものって多くはないと思います。こと美容師に関しては、本当に最低限、シザーだけあれば何とかなるんじゃないでしょうか。荷物は絶対に少ないほうが身軽だし早く動けます。

また、ブランド品やハイテクな電子機器など高価なものは見ているとキリがないので、本当に自分に必要なものや、やりたいことに目を向け、ものに振り回されないことが大切だと思います。そのためにも、まずは身近なものを1つ手放してみることから始めると良いかなと思います。

 

 

>仕事に集中しようと決意し、断捨離に目覚めたEMANON黒崎さんの「美容師が絶対に捨てるべきもの3選」とは?

 

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