【BY THE SALON清水光子】第一期生として飛び込んだ名門サロンでの24年から独立へ。キャリアを切り拓くための選択と、後進に伝えたい本質的な学び。長く活躍し続ける美容師に必要な「変わらない軸」とは?

 

 

中学卒業後、美容の道を志して夜間の専門学校へ進学。PEEK-A-BOO(ピークアブー)第一期生としてキャリアをスタートさせたのは1989年のこと。清水光子(しみずみつこ)さんは、以降24年間在籍し続け、多くの顧客とスタッフに向き合ってきました。

2016年には元同僚とともに『BY THE SALON(バイザサロン)』を代官山に立ち上げ、新たなステージへ。長年一つの場所で積み重ねてきた経験と、独立後の挑戦。その両方を知る清水さんが語るのは、美容師として長く活躍するために必要な“軸”の存在。変わり続ける時代の中で、何を大切にし、どう進んでいくのか。その答えが、清水さんの言葉の中にありました。

 


 

美容師歴36年。選ばれる美容師としての軸

 

――美容師歴36年の大ベテランの清水さんですが、お客さまの中には美容師さんも多いと伺いました。

 

本当にありがたいことに、美容師の方も多く来てくださっています。東京だけでなく、地方から足を運んでくださる方もいらっしゃいますね。これまで講師としてさまざまな場所に行かせていただいた中で出会った方が、「一度カットしてもらいたい」と来てくださることもあって。そうしたご縁が、少しずつ積み重なって今につながっているんだと思います。

 

 

――美容師から“選ばれる美容師”というのは特別な存在ですよね。

 

そう言っていただけるのは嬉しいですが、自分の中では特別に意識しているわけではないんです。


一般のお客さまも、美容師のお客さまも、向き合い方は変わりません。ただ、その方の仕事や背景を考えたときに、「ここは少し攻めてもいいかな」とか、「このバランスの方が魅力的に見えるかもしれない」といった提案は自然と変わってきます。でも根本にあるのは、ずっと同じです。“その人をどう素敵に見せるか”。それだけは、どんな相手でも一切ブレません。

 

 

――その“軸”は、どのようにして形づくられていったのでしょうか。

 

意図的ではなく、これまでの経験の中で大切にしてきた価値観がブレずに積み重なり、自然と形づくられていったものです。ただ一つ言えるのは、「目の前の人に本気で向き合うこと」。そして「愛」ですね。それだけは、どんな時も手放さずにやってきました。

 

 

 

>「辞めない」という選択が、自分の輪郭をつくった

 

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング