Door が考える、美容室の社員旅行の効果とは?

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景気の低迷とともに社員旅行を行うサロンは少なくなっているようです。しかし、代官山にある人気実力派サロンDoor代表の吉澤氏は「社員旅行は行うべきだ」と言います。なぜ社員旅行にそこまでこだわるのか…。

 

旅行企画者であるサロン代表の吉澤剛(よしざわつよし)氏、店長の吉村友紀(よしむらゆうき)氏、アシスタントの對馬啓示(つしまけいじ)氏に、それぞれの立場から見た社員旅行についてお伺いしました。

 


 

最大の目的は“サロン内のチーム力強化”

 

「当サロンには、2種類の社員旅行があります。一つは、毎年行うミーティングを兼ねた温泉旅行。もう一つは、二年に一度、仕事を忘れておもいっきり楽しむための社員旅行です。

まず、温泉旅行は旅館という一つの箱に缶詰めになることで、“その事しか考えない空間”を作り出します。聞こえは悪いかも知れませんが、そうすることでより集中した話し合いができるんですよ。全員がこのミーティングに参加し、全員でこの店の方向性や考え方を共有することが重要だと考えています。これによって一人一人の意識が高まり、より深く理解し合うことができますからね。もちろん、ミーティングの後は宴会も楽しみますよ!(笑)

 

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もう一つは、完全にリフレッシュですね。サロンワークって、みんなずっと同じ空間にいるんですよ。でも、それぞれが仕事に集中しているから、実はコミュニケーション不足の場合が多い。そういった距離感というのはサロンを離れた、イベントの中だと簡単に縮まるんですよね。こうしてスタッフ同士の距離が近づくことで、自ずとサロン内のチーム力も高まっていきます」(吉澤氏)

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