「こんなはずじゃなかった!」とならないために・・・自分に合うサロンの探しかた【美容師転職100ルールズ】
STEP2:希望条件に優先順位をつけよう
希望条件をすべて満たすサロンはなかなか出てこないもの。どうしても譲れない条件と、場合によっては妥協できる条件を整理しましょう。
たとえば、雑誌に出る美容師になりたいのなら撮影実績があるサロンを選ぶべきですし、独立資金を短期間で貯めたいのなら業務委託がベターという場合もあるでしょう。どんな美容師になりたいのか、または仕事を通じてどんなことをしたいのかじっくり考えることで、おのずと優先順位がさだまります。
ただし、通勤に時間がかかるのは平気だと思ったのにいざ勤務がはじまったらストレスだったとか、アシスタントからやり直す覚悟で入ったけれど給料が少なくて生活できないなど、後悔することもありえるので、先のことをイメージしながら優先順位をつけましょう。
STEP3:整理した希望条件をもとに求人検索しよう
求人情報もスマートフォンがあれば、いつでもどこでも探すことができます。たとえばre-quest/QJnaviのトップページから検索する場合は、「エリアから探す」「職種・ランクから探す」の2パターンがあり、他にも「キーワード検索」「求人特集」、さらには給与やこだわりポイントを詳細に探すこともできます。
入りたいサロンが決まっているときは、「キーワード検索」でサロン名を入力するのが手っ取り早いでしょう。
働きたいエリアがあるなら、「エリアから探す」。自分の実力に合うところを探すなら「職種・ランクから探す」。このほか、「個人店特集」「女性のためのサロン特集」など、気になる特集から探してみるのもアリでしょう。
そこからさらに条件を追加して検索し、出てきたサロンを吟味していくことになります。まったく候補が出てこないのであれば条件を広げていきましょう。
そうして、候補が絞れたら、求人広告をしっかりと読み込みます。広告のビジュアルイメージはサロンの雰囲気をつかむのに大事な要素ですが、それだけでなく募集要項の細かいところまでしっかりとチェックすることが大事。また給与や休日などは、応募者のスキルや条件によって違う可能性もあるので、見学の申込みなどをして、しっかりと確認した方がいいでしょう。転職後のギャップも少ないはずです。
また、タイミングによっては、自分に合ったサロンの広告が掲載されていないこともあります。re-quest/QJnaviは月3回更新されるので、こまめにチェックし、理想のサロンに巡り合うチャンスを増やしましょう。
転職で「なんとなく」は禁物!
転職先で「こんなはずじゃなかった!」と嘆かなくてすむように、しっかりと希望条件を整理して、理想のサロンを探しましょう。求人広告はもちろん、サロンのホームページから情報集めたり、サロン見学をしたりするのも有効。後悔しないように、やれることはやりつくしましょう。
(文/QJナビ編集部)
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