採用担当が語る“本気の採用基準” STRAMA編 根拠のない自信こそ、若者が持ちうる最大の武器

コンテストは、エデュケーションのひとつ

 

2023年9月には2店舗目となる「THE STRAMA」がオープン

 

─採用された方に共通している点はありますか?

 

・周りの意見を素直に取り入れられる柔軟性

 

共通しているのは人柄で、素直で明るい人が多いです。とはいえタイプは様々で、とにかく技術を極めたいという人もいれば、お客さまと話すのが楽しくてしょうがないという元気な人もいますよ。「これが得意であってほしい」という要望はなく、人間性を見て選考しているからこそかなと思います。

好きなものや、やりたいことが分からないまま入社して、働き始めてから「自分はこれだ」と思えるものを見つける人も多いです。STRAMAは仕事の幅も広く、スタッフごとに作るスタイルも違うので、自分の方向性を見出すチャンスが多いんですよ。先輩から勧められたものを素直に見たり、一度受け入れてやってみることができる柔軟性がある人が多いので、入社してから「思っていたのと全然違う方向に成長したな」と思うスタッフもいますね(笑)。

 

うちはクリエイティブに取り組むスタッフも多いですが、みんながみんな、それが大好きで入ってくるわけではありません。逆に言うと、ほとんどやったことがないプレーンな状態で入ってきた人の方が、後から伸びることもあります。

僕たちは、クリエイティブにも段階があると考えています。まずは自分の好きなものを見つけること。そこから、代表の豊田をはじめ先輩たちが「これが好きなら、この方向性は?」「こっちがいいんじゃない?」と助言をして、色々な景色を見せていく。そうして技術や表現を磨き、コンテストで結果を残すようになるというパターンもあります。

 

美容師の基本はサロンワークで、クリエイティブはその延長線上にある。その人を成長させる『なにか』のうちの一つがクリエイティブやコンテストで、エデュケーションの一環だと捉えています。

STRAMAでは、コンテストは個人のものではなく、チームで臨むもの。1人で出て、タイトルを獲れたらOKではないんですよね。そこまでの過程を重視しているので、学生時代に興味がなかったとしても、チームとして携わる中でクリエイティブに目覚める、なんてこともありますよ。

 

─早期退職した人に共通点はありますか?

 

・サロンに対するフィット感の差

 

サロン全体のイズムや考え方、スタッフの人間性が自分の肌に合うか否か。やはりそこが一番大きいと思いますね。もちろん、入社前にお店のことは知ってくれていると思います。でも、外から見るのと実際に中に入って働くのでは、違う部分も当然ありますよね。そこで違和感を覚えてしまうと、頑張りたいという意欲も湧きづらいでしょうし、難しいのかなと思います。

 

-採用残り枠1名に対して最終候補者が2名。最終的な採用の決め手は?

 

・美容師として輝くイメージができるか

 

一番の判断基準は、何度も上げている通り人柄です。よりサロンに合う人であり、吸収力が高い方を選ぶことになると思います。もう一つ加えるなら、より期待値が高い方ですね。なにか一つでも輝くものを持っているとか、美容師として活躍する姿や、どんなスタイリストになるのかがなんとなく想像できるとか。その人にどんな伸び代があるかは、そのときになってみないと分かりません。だからこそ、より期待できる、つまり「信じてみたい」と思える方と一緒に働きたいなと思います。

ただ、筆記テストのように同じことをやって明確に点数が出るものではないので、実際に面接で優劣をつけるのはすごく難しいです。最終まで残った2人なら、両方採用させてもらうんじゃないかなと思いますね。

 

─最後に、新卒・転職者の皆さんにメッセージをお願いいたします。

 

皆さんには、可能性しかないと思います。ただ、自分の可能性って、自分ではなかなか見出せないものですよね。「挑戦しても上手くいかない」とか、「理想のイメージがあるのに今の自分は全然違う」とか、出来ていないところにばかり目がいってしまいがちです。でも僕は、そんなところで心を折る必要はないと思うんですよ。

出来ていないところに目を向けるのではなく、逆に、自分はこれからもっと色々なことができるようになるのだと信じること。そういう明るさや根拠のない自信こそが若さだし、フレッシュなパワーだと思います。

実際、自分の欠点を心配している人よりも、これから進む新しい道にワクワクして楽しもうとしている人の方が、サロンにとっても魅力的な人に見えるはず。

特に学生時代は、美容に対するワクワクをいかに育てられるかがとても大切です。色々な人に会って、色々な意見を聞いて、自分の原点である「美容師になりたい」と思ったときの気持ちを育てることを意識して。そして、楽しんで毎日を過ごしてもらえたらと思います。

 

プロフィール
STRAMA /取締役
髙橋英樹

2017年STRAMA代表の豊田永秀と新生「STRAMA」を立ち上げ、副社長を務める。
スタッフ教育システムも全て統括し後輩の育成にも力を注ぐ。

 

   ライフマガジンの記事をもっと見る >>

   リクエストQJ Instagram

   リクエストQJ YouTube

  旬の美容師求人はこちら

    1 2

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング