人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント-air-編

S__9420806

 

ありのままの姿で話してもらいたい

 

採用担当者として思わず好印象を抱くポイントについて教えてください。

 

新卒、中途問わず言えるのですが、こちらが質問したことに対して頑張って答えようとする姿は好印象です。なかには、予想外の質問をされると「この質問には答えられないから…」と自分の考えをひねり出すことをあきらめてしまう人もいるのですが、そうしたときに、少しでもアピールしようと自分の言葉で話す姿を見ると、「この子だったら頑張れそうだな」と思えますね。

 

僕たちも限られた時間で相手の中身を知らなければいけないので、候補者には面接前に「短い時間なので、自分のありのままの姿を全て出してください」と伝えて、どんどん話してもらうようにしています。

 

-採用された方に共通している点はありますか?

 

とても明るい子やちょっと変わっている子、パワフルな子など個性豊かなところが共通点です。airはグループの色に合ったスタッフを集めるというより、個性豊かな人材を集めた結果グループの色ができているのですが、バラバラな個性が集まっても上手くやっていけるのは、みんなが企業理念を美容業の本筋としてきちんと共有しているからなんです。

 

「なんとなく受けた」という子は話していてわかる

 

-採用審査の段階で「これはちょっと…」とマイナスな印象を抱いてしまうポイントについて教えてください。

 

airで働きたくて面接にきているはずなのに、会社が手がける商品について尋ねたときに「知りません」「ホームページは見ました」といった答えが返ってくると、勉強不足を感じてしまいますね。一方では、スタッフの顔と名前の一致はもちろん、全員の誕生日まで覚えてきたりする子もいるくらい熱心な子もいるので、「なんとなく受けた」という子は話していてわかってしまいます。

 

あとは場の空気を読めず、ひたすら自分のペースで話してしまうのもよくないですね。例えばairでは、候補者5人に対して面接官10人で面接を行うのですが、全体の時間が30分しかないのに、一人で15分も話すとほかの子が話せなくなってしまいますよね。美容師は接客業なので、場の空気を読んで会話ができないのは採用の対象外かなと思います。

 

-早期退職された方に共通している点はありますか?

 

シャンプーの試験や日々の課題のような、初期の小さな壁を乗り越えられずに辞めてしまうパターンが多いです。そこで頑張ることで成長していくし、乗り越えるためのフォローをしてくれる仲間はいるのですが、目先だけしか見られず、壁を越えようとする努力よりもあきらめてしまう方を選んでしまうというか。ゆくゆくは成長に伴って大きな壁が出てくるので、そうした初期の小さな壁を乗り越えられないと続けていくのは厳しいと思います。

 

 >新卒の子は今のうちにしっかり遊んで、いろんな刺激を感じて!

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング