海外ガールのラフで色気のあるヘアでブレイク!必要なのは“バズ”より“来店導線” #バタフライカット EGO 常田一晟さん

 

今やSNSは美容師にとって欠かせないツールです。そこで、Instagramで#♡♡♡♡♡♡♡(スタイル・技術名)で検索した際に、そのときのおすすめTOPに上がってきたスタイル写真を作った美容師さんにそのスタイル・技術についてのこだわりや、SNSの使い方などについて伺います。

今回は海外風レイヤーの代表格ともいえる「#バタフライカット」。トップから顔まわりにしっかりと段差を入れ、蝶が羽ばたくような立体的なシルエットをつくるスタイルです。数多くの投稿の中でおすすめTOPに表示されたのは、EGO(エゴ)代表・常田一晟(ときたいっせい)さんの投稿でした。海外ガールスタイルを追求してきた常田さんに、そのこだわりと“集客につながるSNS設計”について伺いました。

 


 

スタイルもモデルも“海外ガール”に振り切る

 

 

―バタフライカットの特徴を教えてください。

 

レイヤーカットの一種ですが、一般的なハイレイヤーと違い“角を残す”のがポイントです。段はしっかり入れつつ、毛先には重さを残します。カールした時に顔周りにチョウが舞うような形になるのでバタフライカットと呼ばれています。僕の場合セニングはほとんど使いません。そうすることで、巻いたときにリッジがしっかり立ち、ぷるんとした弾力のあるカールになるため、より華やかなスタイルになります。

 

 

―数ある投稿の中でTOPに表示される理由は?

 

海外“風”ではなく、海外ヘアそのものをつくっている点だと思います。モデルもハーフの方が多いので、「海外ガールになりたい」という層に届きやすいのかなと。

 

 

あとはカウンセリング動画ですね。疑似的に美容室体験ができるような内容にしています。

以前は、海外で2〜3秒ほどの短い施術動画が爆発的に流行りましたよね。たしかに短尺の施術動画はバズりやすいんですが、集客にはつながりにくいと感じていました。

だからこそ、「誰に届けたいのか」を明確にしたうえで、わかりやすいカウンセリング動画に振り切ることにしたんです。

その結果、今では3本に1本は100万再生ほどいくようになり、アルゴリズム的にもおすすめに出やすくなってきた実感があります。

 

海外ヘアの鍵は“ボリュームとリッジ”

 

 

―バタフライカットをメインに海外ヘアを打ち出されていますがその理由は?

 

昔から海外ガールのスタイルが好きなんです。西海岸の、日焼けした女の子の雰囲気とか。自分が好きだからこそ、「こうなりたい!」という細かいニュアンスまで理解できる。逆に韓国風やアイドル系の可愛さはあまりピンとこなくて。アシスタント時代から一貫して海外ヘアを打ち出してきました。

 

最初はバレイヤージュを軸にしていましたが、それに合うスタイルを探る中で、海外トレンドを研究し、バタフライカットにたどり着きました。

 

バレイヤージュを打ち出しはじめた頃に在籍していたのは、モテ髪を売りにするトレンドサロン。周りにバレイヤージュをやっている人は一人もおらず、海外美容師のYouTubeを見たりして独学で学びました。エアタッチやシャドウルーツなども独学で覚えて、日本人の髪に合わせたやり方を研究していきました。

 

 

―海外ヘアらしさを出すポイントは?

 

一番はボリューム感です。毛先だけでなく、ハチ上にもボリュームを出すことで一気に海外っぽくなります。シルエットは菱形を意識しています。韓国風がAラインなのに対して、ここが大きな違いです。

ボリュームを出すために、セニングはほとんど使いません。レイヤーにして、さらにすいてしまうと、毛先がペラペラになってしまうんですよね。スタイリングでは大きめのカーラーや40ミリのコテを使って、大きくリッジのあるカールを作るとより海外らしい雰囲気が出ます。

カラーは、最近は根元をブラウンで作って、よりリアルな海外感を出しています。

 

 

―スタイルや雰囲気の参考にしているものは?

 

流行のキャッチが早いので、SNSはよく見ます。海外の美容師さんとか、モデルさんが多いですね。もちろん、日本の美容師さんも参考にしています。中でも、関西の美容師さんで早くから海外ヘアを打ち出していた福原さん(nico.福原伸之さん)という方のInstagramをよく見ていたんです。技術が気になって僕からDMしたのをきっかけに、今ではいろいろと教えてもらっています。今、僕が打ち出している無常力パーマも、福原さんに教えていただいたんです。無重力パーマは、バタフライカットと相性がすごくいいんですよ。コテと同じ要領で、アップステムで巻いた状態をキープできるのが無重力パーマの特徴。リッジのあるカールをパーマで再現できるんです。あとは一般の方はあまり見たことのない機械だと思うので、エンターテイメント的な感じがして、SNSとの相性もいいんですよね。

 

>動画で“入口”をつくり、写真で“来店”につなぐ

 

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