人気サロンの採用担当者が語る採用のポイント「OCEAN TOKYO」編

入社を想定した細かな積み重ねが「働くイメージ」へとつながる

 

-採用残り枠1名に対して最終候補者が2名。最終的に何が採用の決め手になりますか?

 

・謙虚さと熱意を兼ね備えている子

基本的にはいいなと思ったら人数に関わらず採用しますが、もしどちらかを選ぶなら、自分のあるべき立場を理解する謙虚さと熱意を同時に兼ね備えている子を選びます。確かに自信があったらどんどん前へ行ってもいいという空気感はあるのですが、力と見合っていない行動は空回りしやすいので、自分の力量に見合ったあり方を理解しておくことは大切だと思います。

 

・一緒に働くイメージがつく子

プラスαとして、一緒に働くイメージがつくかも決め手になります。もし僕が今からOCEAN TOKYOを受けるとしたら、どういう服装・髪型・立ち振る舞いをすればOCEAN TOKYOっぽいのかを考えます。入社を想定した細かなこだわりや積み重ねが、その子の働くイメージにつながると思います。

 

そのときどきで求められるものを理解し、振る舞える子はすぐにでも採用したい

 

-最後に、新卒・転職者のみなさんにメッセージをお願いいたします。

 

OCEAN TOKYOは今後も成長し続けるサロンなので、ともに成長して美容界が変わるところを一緒に見届けたい方とぜひ働きたいです。そして学生のみなさまには、今のうちから何か一つでも自分の興味のあることをやり切って、やり切ったからこそ得られる視点を持って欲しいと思います。

 

僕自身は、代表の高木に学生のころからずっと切ってもらっていて、サロンのことは全く知らないながらも「絶対にこの人の下で働きたい」と思っていたので、学生時代は自分のことをなんとか覚えてもらうための努力をしていました。当時は3週間に一度くらいは通っていて、とりあえずぬかりなくやろうという想いから「どういう人材が欲しいんですか」と直球の質問もしていました(笑)。SNSもなかったので、何度も通って、たくさん話して、いっぱい笑って…と、覚えてもらう努力についてはやり切りましたね。

 

審査へのアドバイスとしては、審査の内容自体(1分間の自己PR→面接1回目→サロンワーク→面接2回目)は毎年変わらないので、そのときどきでスタイリストが何を見ているかを理解した上で振る舞える子だったらすぐ採用したいと思います。

 

もし僕だったら、最初の自己PRは「どうにかして(パフォーマンスを取り入れてでも)覚えてもらうこと」、2回目の面接では「質疑応答をきちんとし、理論的な考えができることを伝える」、サロンワークではスタイリストの目についてもらえるよう「キビキビ動くこと」など、都度求められているものにどう答えるかを意識すると思います。

 

次回も人気サロンの採用担当者が語る採用のポイントをご紹介! ぜひお楽しみに。

 

 

プロフィール
OCEAN TOKYO Shibuya店長/インテグレードマネージャー
宮島涼(みやじま りょう)

“自信や一歩踏み出す勇気を与える美容師”として親近感と物腰の柔らかさや丁寧な接客はお客さまからも支持を得ている。お客さまに寄り添う親身なスタンスで、リラックスした空間でお客さまとの絶対的な信頼感を築き上げ、お客さまの髪の毛の悩みやライフスタイルをプラスに変え、髪型だけでなく内面まで輝かせるOCEAN TOKYOのパワースポット。

 

(取材/文・阿部夕華〈ヒャクマンボルト〉)

 

 

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