集客ゼロ、インスタ削除からの独立。「それでも、私のお客さまなら戻ってきてくれる」。アイブロウリスト星子さんがSNS発信で切り拓いたキャリア
たかが眉毛、されど眉毛
−ここまでお話を伺ってきましたが、星子さんが感じるアイブロウリストという仕事の魅力は何でしょうか。

眉毛って、自分でも整えられるパーツではあるじゃないですか。でも、その一方で「何となくしっくりこない」「自分に似合う形がわからない」など、漠然と悩んでいる方が本当に多いんですよ。だからこそ、「なぜそう見えるのか」「どこを変えればもっと似合うのか」をプロの視点からしっかりカウンセリングして、その方の骨格や雰囲気に合わせたデザインをご提案するんです。お客さまご自身ではわからなかった“正解”へと導き、魅力を引き出せた瞬間は、すごく喜んでいただけますし、私もとてもうれしいですね。
眉毛は顔の印象の8割を左右すると言われるほど大切なパーツです。一見すると小さな変化かもしれませんが、その人の表情を変え、自信にまで繋げる力がある。たかが眉毛、されど眉毛だなと日々感じています。
−最後に、今後の目標や展望について教えてください。
今のところ、店舗展開はあまり考えていません。まずは目の前のお客さまとしっかり向き合いながら、さらに顧客数やリピーターの方を増やしていきたいと思っています。その一方で、将来的にはセミナーなどの活動にも挑戦してみたいですね。私自身、Instagramの発信を通じて集客してきたので、伸び悩んでいる人にSNSの活用方法や発信の仕方についてお伝えできることはあると思っています。
アイブロウリストやアイリストのなかで、自分の顔を出して発信している人は、実はそれほど多くないんです。だからこそ、私がこれまで試行錯誤しながら培ってきたノウハウや経験は、誰かの役に立てるかもしれないなと。美容師さんのように、アイやアイブロウ業界でも発信力を高めるための学びの場をつくれたら面白そうですよね。そうすることで、業界自体もより盛り上がっていくんじゃないかなと。自分の強みを活かしながら、いつかそういった活動にも挑戦していきたいと思っています。

「SALON VILLAGEとしても、こうした一人ひとりの挑戦が、次のビューティシャンの可能性につながっていくことを大切にしています。星子さんのように、自分の力で集客や発信に向き合ってきた方の経験は、同じように悩むアイリストやアイブロウリスト、ネイリストにとって大きなヒントになるはずです。個人の挑戦が、業界全体の学びや選択肢を広げていく。そんな循環を、SALON VILLAGEでもつくっていきたいと考えています」と菅生さん。

- プロフィール
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Eyebrow salon ーNÜ Vibellaー(ニューヴァイベラ)
オーナー/アイブロウリスト
星子(あかりこ)
千葉県出身。ジェイヘアメイク美容専門学校卒。都内アイブロウサロン2社を経て、中目黒のSALON VILLAGE内にてーNÜ Vibellaーをオープン。Instagramでのメイク動画発信が功を奏し、一躍人気アイブロウリストへ。作り込みすぎず、お客さまの骨格にフィットしたナチュラルなアイブロウデザインが、男女ともに支持されている。
Instagram:@akariko28__eyebrow
@SALON VILLAGE Instagram
(文/富樫聡美 撮影/菊池麻美)