【10分カット】“曲がる縮毛矯正”の仕掛け人・長尾大志が参戦。SKILL最高教育責任者が魅せる超理論派フェザーカット

リクエストQJの人気YouTube企画「10分カット」に登場するのは、SKILL最高教育責任者の長尾大志(ながおたいし)さん。福岡と東京を拠点に活躍し、“曲がる縮毛矯正”でも知られる長尾さんは、全国でセミナー講師を務めるほか、自身が運営するYouTube「メンズヘア攻略チャンネル」でも高い支持を集めています。
わずか10分という限られた時間の中で、無駄のないカットワークと圧倒的なスピード、そして長尾さんならではのロジカルな技術解説を惜しみなく披露してくれました。なぜその角度で切るのか。なぜその順番で進めるのか。一つひとつの動作に明確な理論があり、“感覚”ではなく“再現できる技術”として落とし込まれていくプロセスは必見。ラストには思わず見入ってしまうパフォーマンスも待っています。
福岡メンズヘアシーンを牽引するトップスタイリストの思考と技術を、ぜひ動画で体感してください。
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美容師版THE FIRST TAKE
トカジ(MC):本日は渋谷スキルに来ております。10分カットに挑戦するのは長尾さんです。よろしくお願いします! 今日はどんなカットに挑戦されるんでしょうか?

長尾:今回チャレンジするのは、時短で、正確に、最少限の手数で、最高のカットです。具体的には、引き出しの回数を少なくして正確さを求めます。今日は9分でカットし、残り1分でパフォーマンスできたらなと思っています。
トカジ:それでは今日のモデルさんの髪の状態をチェックしましょう。

長尾:こちらのモデルさんには、この企画のために、事前に5カ月くらい伸ばしてもらっていました。毛量は多め、そして細毛なのでセニングを入れすぎてしまうとスカスカになってしまう。そこでチョップカットで質感を作って、毛量をキープしながら細い束を作っていきます。また浮グセがあり、メリハリのあるシルエットが作りにくい骨格でもあるので、カットでしっかりカバーし、くびれのあるフォルムを目指します。

それでは10分カット、スタートです!
ここからは【完全ノーカット】のカット動画に合わせて、長尾さん自身による生解説でお届けします。

まずはアウトラインからカットします。ダウンステムで、引き出す指をそり返すことで自然なグラデーションを入れます。そのまま前髪をややラウンドに、頬骨にかかるくらいの長さでカットします。

そのまま下を向いてもらって、襟足の下のガイドを設定。三ツ襟から耳裏を直線で繋ぎます。

この時に意識するのは前に引き出してカットすること。内側を短くすることで、くびれたシルエットになるよう意識します。

カット漏れがないかをチェックしたら、バックのアンダーのグラデーションを作ります。

襟足は、後の方へダイレクションをかけて、耳に行くにつれて前へとダイレクションをかける。こうすることで前上がりのウエイトに設定できます。この工程によって、最少限の手数で綺麗なくびれたシルエットの再現が可能に。このプロセスを左右両方で2回行います。

センターラインはVの字で角ができるので、ここをオンベースで引き出して角を落とします。

次はフロントです。チョップカットで前髪の1線目2線目をグラデーションに。その後で立ち位置を変えて、横スライス。ガイドに合わせてオンベースでカットし、そこからだんだん後ろにステムを下げてハイレイヤーになるように繋ぎます。

このままバックトップまで切っていきます。ハチまわりはレイヤー気味にカットします。

フェザーショートなので、トップの長さに対して三角になるようにレイヤーを入れた方がしっかりと束感が出ます。

アンダーのグラデーションは、深くチョップカットを入れてトップと繋ぎます。深めに入れることで、質感と収まりの両方が良くなり、量感の調整もベースカットの調整も一気に叶えられます。これをバックで5パネル行います。
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