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 “ウルフ”でSNS集客に成功。2021年、フリーランスに

 

 

”ウルフカット”を発信するようになったのは、4年ほど前からです。それまではショート推しで、流行りもあったのでそれなりに集客はできていたんですけど、まだフォロワーが500人ほどだったんですね。SNSで勝つためにはショートが溢れすぎていたし、違うスタイルを発信する必要があるなと。僕はもともとおしゃれ好きな若い世代のデザインをしたくて上京したので、そこに需要がある新鮮なスタイルは何だろう?と考えて、ウルフに辿り着きました。当時、ウルフ推しが数人しかいなかったんですよ。

 

そこからminimoでモデルさんを募集して、無料でカットして撮影という流れを毎日繰り返しました。月に数回はスタイル撮影もして試行錯誤しながらやっていたんですけど、2020年の8月に撮影した投稿がバズったんです。そのタイミングで過去に反応が良かった写真を続けて投稿し、そのあたりからフォロワー数が急伸しました。人気投稿のスタイリングや光の雰囲気、角度などを細かくチェックして、そのポイントを外さずに投稿を繰り返すのがコツだったかなと思います。

 

初めにバズった投稿

 

2年前の4月にフリーランスになりましたが、もともと独立願望はなかったんですよ。ですが、コロナによるインバウンド市場への影響が転機になりました。日本でやる以上ドメスティックが絶対的に軸になるのでインバウンドに全振りせずにやろうと。

 

 

フリーランスになって最初はマンツーマンで施術していたんですけど、すぐにお客さまの予約が取れなくなって。それで枠を増やすため、2ヵ月目からアシスタントを雇いました。その数ヵ月後には前職で一緒だったKyahoもアシスタントとして入ってくれて、3人で営業していたんです。最初の子はスタイリストまで育てあげたんですが、フリーランスだと働く場所まで提供できないんですよね。結局、その子とは別々に働くことになってしまって。情熱を注いて育てたスタッフと一緒に働けないのは辛いなと。個人集客の限界も感じていたので、やっぱり自分の店を出そうと思い、そこから出店に向けて動き始めました。

 

>外国人の凝り固まっていない発想がインスピレーションに

 

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