「美容師ブレイクスルー白書2021」。 第3回目は、OCEAN TOKYO harajukuのトップスタイリストでツイストスパイラルの仕掛人、徳永壮馬(とくながそうま)さん

「お前は普通過ぎる」「面白味に欠ける」とダメ出しされてきた

 

 

僕が今、OCEAN TOKYO Harajukuで自分の色を出せているのは、「普通すぎる」と言われ続けたキャラクターだから。新人の頃から「普通すぎる」「面白味に欠ける」「自分だけの武器を考えろ」ってずっと言われていたんですよね。だから、「普通ってダメなのかな」とずっと思っていたんです。でもあるとき「お客さんの立場で考えてみよう」と思い、大事なことに気づきました。

 

OCEAN TOKYOにくるお客さんって、すでにキャラが立っている人とか、イケイケの人じゃなくて、むしろ「OCEAN TOKYOで髪を切って自分を変えたい人」なんですよね。僕もそういうタイプの人間だから、お客さんに近い感覚を持っています。これが自分の強みになるって確信したんです。

 

 

僕がいいなと思ったスタイルはきっと、自分を変えたいお客さんにも刺さるはず。そういう発想でSNSの発信をしていたら共感してくれるお客さんがたくさんいたんです。

 

それともう一つ、自分の強みは誰よりも丁寧に、誰よりもわかりやすくお客さんに伝えること。お客さんは美容のプロじゃないし、普通の人は美容師の専門用語を聞いてもわからないと思います。それって不安じゃないですか。僕はその気持ちがわかるから、伝えたいことはわかりやすく伝えるようにしています。

 

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