“また会いたい”と思われるブライダルヘアメイクアーティストの流儀

 

ブライダルヘアメイクを中心に結成したアーティストチーム「le rire」の代表、塩田信子(しおだのぶこ)さんは元美容師さんです。現在は、ブライダルヘアメイクに加えて、会場の広告撮影やドレスショップのパンフレット撮影など、幅広いお仕事を手掛け、国内外を飛び回るヘアメイクアップアーティストとして活動をしています。ブライダルヘアメイクに憧れる美容師さんに向けて、今に至るまでの軌跡や、日ごろ心がけていることなどを伺いました。サロンワークにも通じるヒント満載のインタビューです。

 


 

自分の結婚式でブライダルヘアメイクに惹かれる

 

 

Q.ブライダルヘアメイクをするまでの経歴を教えてください。

 

福島県から上京して、都内のサロンで12年間、美容師として勤めていました。サロンワークも好きでしたが、もともとヘアメイクにも興味がありましたし、ヘアメイク主体の働き方にも憧れがあったんです。そのため、美容師として働きながら、Kanebo Make up Institute(プロ科まで)に通い、ヘアメイクの基礎を学びました。

 

スクールには、化粧品メーカーや美容部員のかたも多かったですね。1年半でスクールを卒業したのですが、サロンで働いている間は、なかなかメイクの技術を生かす機会がなくて。ちょうど結婚も重なり、サロンワークを辞め、思い切ってフリーランスのヘアメイクアップアーティストなったんです。

 

ブライダルヘアメイクに興味を持ったのは、自分の結婚式ですね。実際に自分がブライダルヘアメイクをしてもらうことで、関心が芽生えました。「こういう仕事もいいな」って。それで最初はブライダルヘアメイクをしている事務所に所属しました。10年近く業務委託で働いていましたね。

 

独立したのは2010年のこと。事務所に10年近く所属してまして後半は、「花嫁さんのためにもっとこうして差し上げたいな」とか自分なりに考えることがあり、次第に自分の考えをカタチにしたいと思うように。そんなとき、結婚式の会場から業務提携のお話しがあり、そのことが独立へと背中を押しました。

 

 

>一番大切なのは、花嫁の心に寄り添うこと

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