SNS総フォロワー数37万人、めしこ初登場!”自分にしかできないこと”を求めて手にした新天地。商品開発事業で好発進

 

本名は飯盛翔太。飯盛という苗字はイサカリと読むそうです。メシモリとも読めるその珍しい名前が、通称めしこの由来。23歳のインフルエンサー美容師・めしこさんは、美容学生2年目にTikTokをスタート。地元・佐賀から”メンズヘア“のさまざまなお悩み解決動画を発信し、わずか3週間で1万人のフォロワーを獲得。卒業時には、すでに数万人のフォロワーを抱えていたそうです。一般的な美容師のキャリアステップを選ばず、早くからフリーランスとして独自の活動を行っているめしこさん。現在に至るまでの経緯と、これからについてお話を聞きました。

 


 

朝昼晩、ワインディング練習に没頭した美容学生時代

 

僕は高校を卒業して工場勤めをしていたんですけど、その期間中に「好きな美容を仕事にしたい」という思いが募り、1年遅れで美容専門学校に行きました。在学中に自分のステータスになる”武器”をつくっておきたくて、まず最初に掲げた目標は「ワインディングのコンテストで優勝する」こと。それを実現させるには練習しかないので、周りから「頭おかしいの?」と言われるくらい練習に没頭しました(笑)。それこそ毎朝早起きして登校前に練習し、昼休みも巻いて、帰宅後もずっと練習。夏休みは1日も休まずに毎日何回も巻いていました。

 

 

もともと手先が器用な方ではなかったので、最初は技術レベル最下位のクラスにいたんです。でも根気よく練習に取り組み続けた結果、3ヶ月後にトップのクラスに入ることができたんですよ。先生にも褒められて嬉しかったですし、できなかったことができるようになる喜びを味わえたことで楽しさに変わっていきました。やってみて分かったんですけど、ワインディングは美容師の基礎が全て詰め込まれているんです。髪の引き出す角度やぶれない動作といった技術の土台はもちろん、コツコツ努力することの大切さなどマインド面でも得たものが大きかったです。あのとき頑張って良かったなと、今でも思っていますね。

 

残念なことに、いよいよコンテストというタイミングがコロナ元年で、開催は中止になってしまいました。せっかく努力してきたのに…という思いはありましたけど、急に時間ができて暇になったことでTikTokを見る時間が増えたんです。それが今に繋がっているんですけど、メンズヘアのセルフ投稿を見つけたときに自分も投稿してみようかなって。その頃のインスタのフォロワーは、300人程度(現在7万人)。ストーリーで「セルフ投稿あげてみようと思うんだけど、どう思います?」という質問を投げてみたら、「やってみれば?」という回答がきて(笑)。それでTikTokを始めることにしたんです。

 

>コロナを機にTikTok参戦。研究を重ねて大バズり!

 

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