ALBUMプロデューサーNOBUのタフさはどうやって培われた?  NOBUが大切にする「7つのルール」に迫る! 【前編】

 

QJナビDAILYの看板連載『NOBU’S KITCHEN』で料理の腕を振るい、さまざまなゲストとトークをしてきたNOBUさん。NOBU’S KITCHENでは、お越しいただいているゲストの方からNOBUさんへの質問を設けているのですが、いつも話題に上がるのが、”NOBUさんのタフさ”。

 

毎日何十人ものお客さまを相手にサロンワークをこなしつつ、ヘアショーやセミナーへも精力的に参加するNOBUさんのタフさは、どんな経験から培われてきたのでしょうか。幼少時代から、美容専門学校時代、アシスタント〜スタイリスト時代、そしてALBUMプロデューサーの現在に至るまで、NOBUさんの歴史を追いながら美容師として大切にしている7つのルールを伺いました。

 

前半は、ルール1〜4までの「NOBUルール」お送りします。

 


 

とにかく目立ちたい! そのためには人のやっていないことをやる

 

 

NOBUルール-幼少時代-

自分の感情に素直に生きる。人に止められても自分がやりたいことを貫く!

 

幼少期からとにかく目立つことが大好き! 自分の成長を見てもらったり「すごい」と言われたりするのが何よりも好きで、どんな感情よりも「目立ちたい」という気持ちがいつも勝つ。

 

幼少時代のNOBUさん

 

覚えているのは小学生のときのこと。地元でカラオケ大会があって、家族には「恥ずかしいからやめろ」と止められたけど、俺は絶対に出たかった。歌はヘタなのにどうしても目立ちたかった。だって、人に注目されるのは気持ちいいから。ステージで大勢の人の前でビブラートをきかせて歌っているプロの歌手も、きっと同じ感覚だと思う。

 

俺のことを知っている人はわかると思うけど、目立ちたがりの性格は今でもまったくかわっていないし、美容師として頑張る原動力になったのはこの「目立ちたい」という思い。でも、美容師ならみんな「活躍して注目を受けたい」っていう気持ちはあるんじゃないのかな。

 

 

NOBUルール2  -美容専門学校時代-

人のやっていないことに挑戦する!

 

美容専門学校に入ってからも、目立ちたいという気持ちはどんどん強まっていった。何百人も同級生がいる中で目立つにはどうしたらいいだろう? と考えた結果、思いついたのが「人のやっていないことをやる」ということ。例えば、ワインディングを他の人ができないくらいめちゃくちゃ速くやったら注目されるはず。実技の授業で6分くらいで巻き終わって「はい!」って手を挙げたらみんなが俺の方を見る。どんなに速くても15分とかの奴が多いから、学校の中では俺が一番ワインディングは速かった。

 

当時からおそろしいほどにカットが大好き。実際にお客さんのカットを行うモニター授業では、自分のお客さん以外もカットがしたくて、自分で名刺を作って配りまくっていました。専門学校のユニフォームはグレーのつなぎで、下に着る服はみんな白だったんだけど、その授業で指名をたくさん集めると黒い服が着れるようになるの。俺はいち早く黒い服を着れるようになりたくて、他の生徒のお客さんを横取りするような勢いでハサミを握ってた。

 

俺が通っていた専門学校の卒業制作は男女のグループでやるんだけど、俺は悪ガキの男子だけを集めて卒業制作を作りました。先生には「男子だけでやったのはあなたたちがはじめて」って半ば呆れられながら驚かれたけど、人のやっていないこと、新しいことを提案するという姿勢はこの時からあったんだと思う。

 

>どこに行くにもハサミを持ち歩いている「カット大好き」専門学校時代

 

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