「誰かのために」という想いが力を倍増させる! 6年連続グループNo.1技術売上airのディレクター兼筋肉美容師、金丸佳右の「ポジティ部」【後編】

【Training 03】プラスのエネルギーで行動してみよう!

ポジティブ思考で仕事をするとどんな結果が生まれる? 成功法則を聞こう。

 

 

自分のためではなく“誰かのため” その想いが力を倍増させる

 

おかげさまで、僕はグループで1番の技術売上を約6年間続けている。売上でトップをとるまでは、ヘアメイクが中心で、その当時は疲れているときは遊びに行ったり、家に帰って寝たりしていた。当然、売上も少なかったし、正直、サロンの売上はあまり気にしていなかったんだよね。周りからは「あいつヘアメイクで名前が売れているからってマジうぜえ」って言われていたかもしれない。だけど、僕は「それで何が悪い」って開き直っていた。今思うと、気持ちがネガティブに振れていたのかもしれない。それがある人の一言で変わったんだ。

 

airの渋谷店がオープンするとき、社長は店長を喜多代(現airディレクター)に任せ、ヘアメイクで名前が知られていた僕と木村直人(現air執行役員)を看板に掲げてサロンを打ち出そうと考えていた。喜多代はサロンワーカーなので、売上をあげるためにとにかく一生懸命。だけどそのころ、僕と木村はヘアメイクにしか興味がなかった。多分そのことを喜多代は分かってくれていたんだよね。

 

喜多代は、「サロンの売上は気にしなくていい。俺たちが頑張る。二人は外でairの名前を売ってきてくれ。余裕があるときにサロンワークしてくれればいいから」って言ってくれた。

 

それを聞いて、僕と木村は話し合った。「店長にあんなこと言わせて申し訳ない。俺たちは自分たちのことしか考えず、恥ずかしいことをしていたね」と。

 

それから絶対に店長を成功させたいと思って、予約は全部断らず受けると決めた。僕の人生のターニングポイントはまさにそこ。その瞬間から、ヘアメイクをほぼ手放して、サロンワークに一点集中したから成功できたのだと思う。1年で平均すると月140万から150万くらいだった売上は、翌年以降、倍増した。独りよがりでやることには限界があって、「誰かのために」という気持ちがないと、それ以上伸びないんだと思う。

 

 

今の副社長、髙田幸二にもめちゃくちゃ感謝している。売れないスタイリストでお金がなかったころ、毎晩のように僕らを連れて飯を食わせてくれていた。当時の副社長の年齢や年収から考えても、とんでもない支出だったと思う。「お前らの食費を払っていたおかげで、俺はアメックスのプラチナカードになった」って、今も豪語しているからね(笑)。何もない僕らのために、そこまでしてもらったから、もう一生裏切れない。結局、airのマインドってそこなんだよね。みんなが「誰かのために」って思っているんだ。

 

僕はその「誰かのために」やるマインドを未来につなげていきたいと真剣に考えている。アシスタントに厳しく指導することもあるけれど、それは一生面倒を見るくらいのつもりでやっているからこそ。どんなに不器用でも、僕は絶対に見捨てない!

 

♦♦♦Training03のおさらい♦♦♦

 

「自分のため」が「誰かのため」に変わったとき、パワーが倍増する!

 

>ポジティブな気持ちで人とつながろう!

 

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