輝く美容師の裏側にフォーカス あの人の「裏ガオ」−第4回MR.BROTHERS CUT CLUB原宿店 店長ジュリアンさん

2019.04.08

 

美容師は、技術のみならず人柄やカリスマ性など、総合的なスキルが求められる職業です。今人気の美容師さんも自らの短所やハンディキャップを乗り越えてきたからこそ、今のポジションで輝いています。

 

そこで、最前線で活躍するカッコいい美容師さんが、かつてイケてない時代があったことを赤裸々にカミングアウト! それをどう乗り越えて今のポジションまで上り詰めたかを語っていただく「あの人の裏ガオ」。

 

第4回に登場してくれたのは、MR.BROTHERS CUT CLUB(ミスターブラザーズカットクラブ)原宿店店長のジュリアンさん。海外でのライブカットやヘアショーでも活躍しクラシックカットの先頭を走るジュリアンさんですが、かつてトレンドサロンに籍を置いていたときは接客でも技術でも伸び悩んでいたそう。そこからどうやって脱却したのか、伺いました。

 

今まさにかつての人気美容師さんのような悩みを抱えているという若手美容師さん、美容学生さんはぜひ参考にしてみてください。

 


 

トレンドサロンに馴染めず…お客さんとまったく話せなかったアシスタント時代

 

 

昔から人に興味がないというか、あんまり人と話すのが好きじゃないんですよ。友だちも少ない! 中学3年生のときにドイツから日本にきて、高校では友達もいっぱいいましたが、卒業してから会ったのはただ一人だけ。離れてしまうと関係性がうまく保てないというか、自分から連絡しないし同窓会にも行ったことがないです。

 

美容師を目指したのは中3のときからです。ドイツにはないような華やかな世界に憧れて、美容専門学校に進み、特に華やかなトレンドスタイルをつくる原宿のサロンに就職しました。

 

 

その原宿のサロンで働いていたときはイケてなかったですね…。「華やかでいいな」と思って入ったお店に馴染めなかったんですよ。

 

まず、話すのが苦手でお客さんと話せない。特に1年目は一言もしゃべれなくて、ついていたスタイリストに怒られ…頑張って話したのが天気の話と「このあと何するんですか?」の二つだけ。で、なんで話せないかというと、そのお店にくるようなファッションの女の子と共通点がなさすぎて。

 

 

僕は戦争映画と都市伝説が好きで、「これなら話せる」と思ってずっとその話をしてたら、クレームになりました(笑)。周りのスタッフは原宿に合ったおしゃれの話で盛り上がったりしているのに、僕は戦争と都市伝説の話。

 

当時はアシスタントですし、お客さまが楽しめる会話をしなきゃいけないはずなのに、何をどこまで話せばいいのかがぜんぜんわからなかったですね。

 

でも、本来の自分がしないような、いわゆる“美容師トーク”ができなくても、スタイリストになったら、素のままの自分で話せる人にお客さまになってほしいと思っていたんです。50歳まで現役を続けたとして、ますます女の子との共通の話題はなくなっていくはずだから、そこで、多分「女の子じゃないのかな」って気づいていたんですよね。

 

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