「ネガをポジに変える」仕事術 GARDEN Tokyo、KOMAKIさん

2018.05.08

 

 

GARDEN Tokyoのトップスタイリスト、KOMAKIさんは根っからのポジティブ気質。心から美容師の仕事が好きで、どんなに忙しくても苦とせず、先輩から叱られても素直に受け止めて自己改善のきっかけとしてきたと言います。いつも前向きで、「仕事は楽しむ」がモットー。とはいえ、やはりネガティブな気持ちを、いかにポジティブに変えているのか……。KOMAKIさん流の仕事術についておうかがいしました。

 


 

大事なことはすべてアシスタント時代に学んだ

 

 

アシスタント時代は、カウンセリングから、カラー、パーマなど、カット以外のことはすべて任せていただいていました。ヘアショーや撮影のときも、メイク、衣装、スタイリングの下準備など全般を担当させていただき、この時期にかなり鍛えられたと思います。

 

接客もアシスタント時代に学びました。お客さまに、「アシスタントはあなたじゃないとだめ」と言われるようになりたいと思い、仕事に取り組んでいました。

 

接客で大事なのは、お客さまの好みや話した内容、前回のスタイルなど、お客さまに関する情報を記憶しておくことです。加えて、ヘアケア方法やトレンドなど、髪やファッションに関する知識を充実させ、お客さまに提供できるようにすることも大切にしてきました。

 

アシスタント時代に、カット以外の仕事はほぼすべて身につけていたので、スタイリストになったときはスムーズでしたね。新規のお客さまや、目上のお客さまがいらっしゃっても、緊張して硬くなることなく、余裕をもって接することができました。その経験がなかったら、きっと戸惑ってしまっていたと思います。

 

 

後輩には、「叱る」よりも「アドバイスする」という姿勢で接したい

 

 

アシスタントの仕事をする中で、自分のモチベーションをどうもったらいいか迷う時期があるかもしれません。でも、スタイリストの仕事はアシスタントがいないと成り立たないし、アシスタントはスタイリストよりもお客さまに接する時間が長く、よりお客さまと親密になるチャンスもあります。この時期にしか学べないことも多いものです。自信をもってしっかり取り組んでほしいですね。

 

自分自身、アシスタント時代にいろいろな仕事を任せていただき、自由にやらせてもらっていたので、後輩にも、できるだけ仕事を任せたい、という気持ちがあります。後輩に何か伝えるときは、「叱る」ではなくアドバイスとして、「こうしたほうがよかったんじゃない?」とか「こうするともっと良くなるよ」など、相手がプラスとして受け取れる言葉で伝えるようにしています。

 

誰に対しても同じ言い方ではうまく伝わらないので、相手の個性に合わせて伝えるようにしています。たとえば、なかなか自分の意見が言えない人には、根気よく意見を聞くようにしたり、素直じゃない人には「素直なほうがトクするよ」と伝えたり。できるだけ相手を否定することなく、いい部分を伸ばしていけるようにと思って接しています。

 

学生時代に培った、「ネガティブ」を「ポジティブ」に変換する思考

 

 

美容師で接客嫌いの人はあまりいないと思いますが、私もお客さまと接することは大好きです。ときには仲良くなるのに時間のかかるタイプの方もいますが、どう自分をわかってもらおうかといろいろ考えて、逆に燃えます(笑)。

 

苦手なことに楽しみながら取り組む精神は学生時代に培ったものかもしれません。ネガティブな出来事をポジティブに捉える癖もその頃つきました。

 

学生時代は12年間バスケットボールをやっていましたが、キャプテンが後輩をきつく叱っているときは、その間に入って、仲を取り持つような役割をしていました。「憎まれ役を避けて、ずるい」と言われることもあったけれど、中和する役割の人がいないと、ギクシャクした雰囲気になり、チームがうまくまとまらなくなってしまうと思ったんです。

 

仲を取り持つときには、キャプテンが言ったきつくネガティブな言葉を、ポジティブな言葉に変換して相手に伝えるようにしていました。言葉は捉えようで、どんな言葉の裏にも、ポジティブな要素を見つけることはできます。その「ネガティブをポジティブに変換する」癖が身に染み付いたのか、気づいたら自然に、壁にぶつかってもプラスに捉え、楽しみながら越えられるようになっていました。

 

 

>注意されたことは紙に書き出して客観的に捉えてみる

 

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