次回も来てほしいと選ばれ続ける人になる〜ヘアメイクアップアーティスト遠田眞里さん

ヘアメイクが美容師免許を持っていた方が絶対いい意外な理由

 

遠田さんの拠点、ヘアセット・メイクアップサロン「END+A」(赤坂)の入り口は緑であふれている。

 

ヘアメイクの活動をするとき、美容師免許を持っているのといないのとでは、仕事の幅が格段に違います。ヘアメイクのサロンをオープンするときや、イベントを開催する際も、美容師免許を持った人が一人いないと開催できません。美容師免許を持っていれば、どんな現場にも対応できるのです。

 

 

 

美容師の免許を取ってから、7年ほど前に乃木坂にヘアメイクアップサロン「END+A」をオープンしました。平日は撮影現場に行き、土日はサロンで、ウエディングなどの一般のお客さまのヘアメイクをしています。

 

テレビや広告の撮影、ダンスの公演、ウエディングなど、さまざまな現場でヘアメイクをしますが、どの現場でも、本当に楽しく仕事をさせていただいています。ヘアメイクの仕事は、人を変身させ、よろこんでいただけた瞬間に、一番やりがいを感じますね。

 

緊張感のある現場だからこそ、達成感がある!

 

 

いろいろなお仕事をいただきますが、どんなに難しいと思える仕事でも、「挑戦してみよう!」と気持ちを高められるよう、精神を鍛えてきました。

 

ある海外の化粧品メーカーの方から、「日本市場に合ったメイクを」というオーダーをいただいたときも、そのメーカーのコスメは日本にはあまり馴染んでいないメタルカラーやダークのカラーが多く、とても難しいテーマでした。「難しいテーマだからこそ挑戦しがいがある」と思い直し、やらせていただきました。準備期間もなくいきなり、「100人を前にしてデモンストレーションをして」と依頼されて、心臓が口から飛び出るほど緊張したこともあります。動画の出演依頼をいただくこともあります。経験したことのない依頼も、まずは「できなくてあたり前」という気持ちで受け入れるようにしています。

 

この仕事をはじめて10年経ちましたが、今でも、緊張することはたくさんあります。現場での緊張を少しでも軽くするには、事前に準備を万全にしておくことです。反面、緊張感はパワーにもなります。緊張感があるからこそ、やりがいがあり、長く続けていけるのだと思います。

 

>相手との信頼関係が「美しさ」をつくりあげる

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