RITZ高橋真以子さんの“売れっ子であり続けるための意識の持ち方”

誰かに必要とされることが、前に進む原動力に

 

 

この仕事をしていて何よりうれしいのは、お客さまのよろこぶ顔を見られること。それまでヘアスタイルをそれほど気にしなかったお客さまが、ヘアスタイルに興味をもつようになって、美意識が上がっていることを感じられたときもうれしいですね。

 

子育てをしていて気づいたのは、私は、人に求められ、よろこんでもらえることにしあわせを感じているのだということ。子育てが楽しいのも、子どもが無条件に私を求めてくれるからだと思うんです。

 

求められることで自分の存在意義を見出しているのかもしれません。そうして誰かの声によって背中を押され、「期待に応えられるようないい仕事をしよう」とか「この子の成長をしっかりサポートしよう」という行動につながって、自分自身も成長させてもらっているのだと思います。

 

♦♦♦ 応援メッセージ♦♦♦

 

この仕事は、好きじゃないと続けるのはむずかしいかもしれません。美容に関して興味を持ち続けることは必要不可欠でしょう。カラーでも、セットでもカットでも何か一つでもいいからとことん好きなら、きっと続けていけると思います。

 

この仕事をする上で大事なのは、常に「サロンになくてはならない存在」になろうという意識で働くこと。しっかり貢献してサロンに欠かせない存在になれれば、いざ出産や子育てとなったときにも、働き方の交渉がしやすくなると思います。

 

プロフィール
RITZ代官山
高橋 真以子 (たかはし まいこ)

栃木県出身。宇都宮美容専門学校卒業。RITZ下北沢店店長を経て、RITZ代官山店のディレクターに。 美容師歴20年。ミニマムなショートボブからアンニュイなロングヘアまで、幅広いスタイルに定評がある。

(取材・文/揚石圭子 撮影/泉山美代子)

 

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