手荒れで美容室をやめ、ハワイのウエディング業界でトップに! 〜逆境をチャンスに変える生き方〜

フリーランスという新たな道を歩みはじめて

 

 

ハワイで約5年間の任務を終えて日本に帰国し、今はニューヨークでフリーランスとして活動するために、準備をしているところです。フリーランスになろうと思ったのは、ウエディングの会社の中にいたら、ヘアメイクアップアーティストとして、ものづくりの感覚が薄まってしまうような気がしたからです。

 

ウエディングは大事な自分のベースなので、今後も続けていきますが、それだけにこだわらずにやっていくつもりです。ヘアメイクアップアーティストであることだけしっかりと守れれば、どこの国で何をしてでも生きていけるかなと思って。美容師になろうと思った当初は、こんなに自由に仕事ができるとは思っていませんでした。

 

 

フリーランスになってからは、数回渡米してウエディングの仕事をしました。今後アメリカでやっていくなら、アメリカ人の結婚式もやっていきたいし、国際的なウエディング関係のコレクション「ブライダルファッションウィーク」(ニューヨークとバルセロナの2カ所で開催)にも参加したいと思っています。

 

私の場合、手の湿疹が原因で美容室の外に出たことで、より自分らしく輝ける仕事を見つけることができました。今思うのは、「何歳までに、○○しなければ」と自分の立てた目標に縛られてしまうと、目の前で起きたできごとに臨機応変に対応できなくなってしまうので、あえて目標に固執しないのが大事だということ。昔は、意思を強くもって目標を達成することが大事だと思っていましたが、でも、「意志が強い」のと「頑固」は紙一重ですよね。やりたいと思ったことを、そのときどきの状況に応じて微調整したり、明確な理由があるなら方向転換してもいいと思っています。

 

来年の私は、何をやっているのかな(笑)。今は半年先のこともよくわからないけれど、とりあえず9月にケニアに撮影旅行に行ってきます。いつか、今も私を慕ってくれるお嫁さんたちが戻ってこられるような場所、自分のベースとなる場所をつくりたいという夢はあります。カット技術を改めて勉強したいとか、やりたいこともたくさんあります。ぼんやりしているとあっという間に時間が経ってしまうので、スピード感をもってどんどん挑戦していくつもりです。

 

♦♦♦応援メッセージ♦♦♦

 

 

自分を大事にできなければ、何もできないことを実感しています。自分が楽しくないと、お客さまや周りにいる仲間も楽しい気持ちにしてあげられないし、体力が弱っていれば技術がおろそかになってしまうし、手荒れがひどければメイクもできないかもしれません。

 

現状にしがみついた先に幸せがあるなら進んでもいいかもしれませんが、ただつらい思いが続くだけなら、違う道を探してもいいかもしれません。美容師さんは手が荒れてしまう人も多いと思いますが、美容業界の中でも、手荒れを心配しないで活躍できる道があるはずです。

 

いつも頑張っている人なら、助けてくれる人が現れるものです。「これをやりたい」という軸と、臨機応変に対応していけるしなやかさをもって進めば、どんなことがあっても、きっと大丈夫です!

 

プロフィール
ヘアメイクアップアーティスト
本間ひとみ(ほんまひとみ)

東京美容専門学校卒業。東京・青山の大手美容室に勤務後、手荒れがひどくなり退職。その後、大手ブライダル会社に専属ヘアメイクとして所属。26歳で同社のハワイ結婚式場へ異動。約4年間をハワイで過ごし、アーティスティックなヘアメイクで注目を集める。31歳でフリーランスに転向し、現在はウエディングのヘアメイクのみならず、国際的に幅広く活動している。

http://www.hitomi-hairmake.com

 

(取材・文/揚石圭子 撮影/泉山美代子)

 

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