珠実の¥マーク 第5回「店長として後輩を育てつつ歳を重ねても稼ぎつづけるキャッシュポイントがほしい!?」〜相談者・釼持恵梨香さん(28)

 

珠実:今までも目標をしっかり達成してきた恵梨香さんだと思うのですが、これから挑戦したいこととかあるんですか?

 

恵梨香:少し先のイメージですけど、今後はサロンワークが体力的にきつくなる年齢になっていくので、家でできる仕事なんかもやってみたいんですよね

 

珠実:何か具体的なイメージとかあるんですか?

 

恵梨香:キャンドルクラフトにハマってるんです

 

釼持さん自作のキャンドル

 

珠実:いいですね〜その販売とか、ですか?

恵梨香:欲しいって言ってくださるお客さまがいれば、それも考えてみたいです! いろんな収入源があったらいいなぁってざっくり思ってます。

 

珠実:キャッシュポイントを複数持つことはいいことだと思います。例えば、キャンドルクラフトをきっかけに、魅力的な作品のアピールの仕方、原価見積もりや時間コストの考え方など、美容師で経験できないことをスモールビジネスの中で学べたらいいですよね。スモールがビッグになることだってありますし!

私は「美容師」っていう枠にとらわれない仕事をずっとしてきました。ヘアメイクの現場では、衣装やセットの片付けも進んで行いましたし、変身写真館の店長を務めたときは、グッズ製作からアルバイトさんのシフトも作りました。韓国にアクセサリーの仕入れに行ったり、バーゲンセールで声出しもしましたよ。去年までやってました。

恵梨香:ええっ、そうなんですか!?

 

珠実:はいそうです。全然プライドとかないんですよ(笑)。美容師なのにな〜とかは全く思っていませんでした。いただけるお仕事には感謝をして、なんでもやります! って感じでした。今までにない知識や経験を得ることが、むしろ快感だったくらい。そうすることで、結局は「人として」プラスになるんです。

恵梨香:本当にそうだと思います。もともと、学びたいと考えていたのは経理や経営とかです。自分の発想が美容師という仕事からはみ出していないことを確信しました!

 

 

珠実:美容師っていう仕事は、自分が商品なところがあります。美容師は何をしても商品の魅力が増すと思っています。技術や人間性、みんないろんな努力をしてますよね。1歩、枠にとらわれない挑戦をしてみるのもおすすめです。きっとIJKさんなら、恵梨香さんの背中を押してくれますよ! 店長が輝くことで、他のスタッフにもいい影響があると思います

 

恵梨香:そうですね!やってみます!

 

「お金」×「美容師」ってみなさん相性が悪い(アンマッチング)なテーマだとお思いではないですか?

 

全くそんなことはありません。だってみんな望んでその職業についているんですから。美容が好きでやってるんですよね。

 

美容師の商品は自分。

自分自身を磨くことでそのまま商品価値を高められます。

 

だから、全てのことが自分のメリットになり、「稼ぐ」ことにつながる。

 

そう思えば、店長やマネージャーなど役職について格闘する時間も、他人を育てることを考える時間も「自分の魅力を増やす」ことにつながります。考え方次第で、やりがいが結果を生みます。「仕事が好き」という気持ちが成果になります。

 

 

ぜひ、一緒に稼ぎましょう!

 

 

(文/珠実・撮影/泉山美代子)

 

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