自分の価値を上げるには? 売れる人は生き様が面白い! 川畑タケル×エザキヨシタカの美容放談 <後編>

守りたい人はたくさんいたけど、守ってくれる人はいなかった(エザキ)

 

 

川畑:なな子ちゃん、せっかくだから、エザキくんに何か聞いてみれば?

 

なな子:エザキさんは、ずっと一人で戦い続けてきたイメージがあります。大きなサロンを辞めて一人でやっていこうと考えたとき、根底にあった想いってどんなものだったんですか?

 

 

エザキ:家族や親せき、仲間とか、自分の周りには大切な人たちがたくさんいたので、それを守るために、努力してやらなくちゃいけなかったんだよね。僕が守りたい人はたくさんいたけれど、守ってくれる人がいなかったのよ。僕が生意気だったことも影響しているんだけれども。だから自分でとにかく努力して、みんなを守れる力をつけたかった。

 

セミナーやヘアショーとかやっているのは、自分がやりたいと思ってやっているんじゃなくて、スタッフがやりたいと思ったときにそういう場所をつくってあげないといけないからなんだよ。でもね、昔の僕みたいにならないほうがいい。今の自分を見て、何か学ぼうとしてくれるのはいいけれど。

 

 

なな子さんは、美容師っていう仕事を、自分で選んだわけじゃない。もちろんアーティスティックな部分もあるし、スターになるチャンスもある仕事なんだけれど、僕はお客さまの笑顔や幸せのために一生懸命やっているだけなんだよね。じゃあ、なんでヘアショーや雑誌に出ているかといったら、さっき言ったみんなの居場所をつくるためであり、何十年も自分を支えてくれた家族や親せきなど、大切な人たちにカッコいいところを見せたいからなんだよ。

 

タケルさんもたくさん笑顔をつくっているわけだし、本人の笑顔も日本一素敵じゃん。その笑顔を最大限に学んでほしいな。

 

>表現者は、その人がもっているストーリーが大事なんだよ(川畑)

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