センス溢れるクリエイティブ美容師の中身を大解剖! −ブレイン解剖−第2回ALIVE中村雄樹さん

2019.05.27

 

技術力やデザイン・センスに定評のある美容師さんの頭と心の中は一体どうなっているのか? QJナビDAILY編集部では、第一線で活躍されているクリエイティブ志向の美容師さんの中身を徹底解剖。どんなことにインスパイアされているのか、どこからおしゃれなアイデアが生み出されるのか、ディープに解剖します。

 

第2回は、ALIVEの人気スタイリスト中村雄樹(なかむらゆうき)さん。驚異的なスピードでスタイリストデビューし売上を伸ばす中村さん。集客の源となっているインスタグラムのお写真へのこだわりから、よく行くお店まで、中村さんのセンスにつながるエッセンスについてお伺いしました。

 


 

研究好きな性格から、写真へのこだわりが生まれた

 

 

ALIVEに入社して1年でカラーリストとしてデビューし、今年の3月で3年目に突入しました。もともとカラーは好きだったので、今は、ハイライトを中心に売り出しています。これは、あくまでALIVEという店で売上を上げていく上で、どういう特色を打ち出せるか考えた結果。ALIVE自体が数年前からグラデーションカラーで注目を集めるようになっていたので僕はその中でもハイライトに特化しようと考えたんです。

 

 

ヘアスタイルをアップしているのは、インスタグラムが中心です。2年目以降、集客を考えたときに、やっぱり「発信」は大事だな、と思いました。でも、アップしたところで、目に止まらないとプロフィールには飛んでもらえません。

 

最初は1日1投稿だったのですが、2年目の10月には、1日に25投稿くらいしていましたね。というのも、2年目の10月くらいに集客があまりよくない時期があって…考える時間ができたんですよ。それで、どうしたら見てもらえる写真が作れるのか、とにかくたくさん写真を撮って研究をしたんです。1日25投稿というと驚かれますが、僕は理系出身で、研究好きな性格というのもあり辛くはなかったです(笑)。

 

 

それだけやってみてわかったのは、一つのスタイルでも見せ方を変えて撮影したり、コラージュして活用したりすれば、毎日投稿しても写真素材は足りなくならないということです。例えば、普通に撮ったもの、バックショット、手で髪をつまんでいるもの、アレンジなど、一人で15カットくらい撮ることもありました。そうしてとにかく「数打つ」形で発信していくうちに、目に留めてくれる人がまた増えてきたんです。

 

あとは、僕の場合、バックスショットの写真に特徴があると思っていて、それがこだわりでもあります。僕のインスタグラムの写真は、どちらかというと男性っぽい仕上がりになっていると思うんです。それは、僕が少年漫画好きだったことの影響かなと思います。ドラゴンボールとか、NARUTOとかの決めゴマのように大きくてインパクトがあり、目に焼き付くような写真というのを意識しているんです。

 

 

具体的にいうと、引きの構図で撮るのではなく、ヘアスタイルの端が切れるくらい画面いっぱいに髪の毛を見せるようにしています。

 

本来のカラーが伝わりにくいときは、写真の加工も

 

こだわりで言うと、写真1枚で何を伝えたいかというのをきちんと決めるようにしています。特に、色に関しては、お客さまが「これは白」「これはベージュ」「これはパープル」と何色なのかわかるような写真を作るようにしているんです。

 

撮影するときはパープルなのに、写真だとベージュに見えてしまう際は、照明を変えます。といっても、なにか特別な道具を使っているわけではなく、時間帯によって店内できれいに映る場所を探したり、髪のツヤが出るように店内のトップライトを消したりという程度のことです。カメラも同じで、iPhoneのカメラで撮ってインスタで加工しています。

 

 

写真への興味は、美容学生のときからあったんですよ。

 

雑誌のファッションスナップでモデルとして載っておくと就活に役立つと聞いていたので、表参道を5~6往復したり(笑)。ファッションスナップで撮られるときって、身長を高く見せるために、カメラマンさんは下の方から撮るのですが、自分が友人に撮ってもらうときにも同じようにしてもらっていましたね。あとは、ALIVEに送ったファッションスナップも、雑誌っぽくロケーションを意識してロケハンしました。例えば、「この服装にあったロケーションは森林っぽいところかな」とか、イメージをある程度決めて撮影をしました。学生のときから、一枚の写真を作ることにはこだわりを持っていましたね。

 

>伊藤さんのセンスの源となるカルチャーを一挙紹介!

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