トレードマークでお客さまに強い印象を残そう! 人気美容師3人に聞く、ファッションアイテムを使ったキャラ作りのメソッド

「ボーダーのトップス」を着続けたら、ショート以外のお客さまからも指名が! ―フリーランス美容師の柳絵美子さん

 

 

――なぜ「ボーダー」をトレードマークにしようと思ったのですか?

 

パリに憧れがあったのと、上級なお洒落があまりできなかったこともあって、「パリジェンヌといえばボーダーでしょ!ボーダー着ておけばお洒落になる!」と、もともとボーダーをよく身につけていました。

 

スタイリストになってから、一部のお客さまには「私=ボーダー」のイメージがあったみたいで、「柳さんに会うのでボーダーできました」と言ってくださる方が増えてきました。しかし、そのときに限ってボーダーを着ていないことも多く…。それではお客さまをがっかりさせてしまうと思い、2年前の4月から、仕事の日は絶対ボーダーを着るようになりました。

 

――トレードマークを身につけるようになってから、どのような変化がありましたか?

 

前よりもお客さまがボーダーを着てきてくれるようになりました。また、私はショートヘアが強みなのですが、「ショートヘアではないけれど、ボーダーが好き」というお客さまの予約が増えました。

 

サロンモデルに、ボーダーの服のお下がりを譲ったとき、他のサロンに着て行って「美容師さんにお下がりでもらいました!」と言ったら「それ柳さん?」と言われたそうです(笑)。

 

――トレードマークを身につける上で気をつけている点を教えてください。

 

カジュアルなアイテムなので手抜きファッションに見えないよう、ピアスなどのアクセサリーや、帽子などの小物を絶対につけます。もちろん、ヘアのセットもしっかりと。

 

似合ってないとお洒落感が出ないので、襟周りの形も大切。私の場合はなで肩なのですが、ボートネックだとなで肩が目立ちません。『SAINT JAMES』のサイズ4が、少しゆるっとしたお洒落な形になるので一番しっくりきます。

 

色味は自分の顔が明るく見えるよう白地に青の組み合わせにしたり、下に合わせるボトムの形は、すらっと脚が長く見えるように心がけたりしています。

 

 

柳さんのお気に入りアイテム

『SAINT JAMES/NAVAL』

 

 

生地は薄いけど張りがあって、ボーダーが鎖骨下ぐらいからはじまっているのが好きなポイント。長袖でサイズ5だと大きすぎてダメでしたが、半袖だと形が好きです。

 

<プロフィール>

柳絵美子(やなぎ えみこ)

 

国際文化理容美容専門学校 渋谷校卒業後、FLOWERS/otope に入社、7年半勤務後、フリーランスに。美容師としてサロンワークもしつつ、農業を手伝うなど、まだ誰もやっていないような働き方を目指している。

 

>業界を驚かせた「ランジェリー美容師」川井さんの、キャラ作りの極意とは?

 

 

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