【作品撮り】PHOTOとブランディングは表裏一体!GARDENの同期美容師たちが集う、クリエイティブな休日

 

作品作りは、可愛いものをどれだけ見てきたかが現れる

 

 

鈴木 GARDENは撮影文化があるので、社内でセミナーもしてくれるし、私たちは勉強もいっぱいして数もこなしてきました。上のメンバーたちが作るスタイルをとにかく真似しまくって、そこに自分なりのエッセンスを加えて自分流にして今があるという感じです。

 

戸梶 僕らがアシスタントだった時代は、どれだけ忙しくても誌面撮影や作品撮りは絶対参加だったんですよ。衣装もアシスタントが用意することが多かったので、考えて仕事してましたね。自分の仕事が作品のクオリティに影響するから、責任も感じていたし。

 

 

英太 僕もアシスタント時代は撮影をしていた先輩に専属でついていたので、可愛いスタイルを結構見させてもらいました。だから、作品を作るときのゴールのイメージはいつもちゃんと持っています。

 

戸梶 可愛い作品を作ったり撮れる人は、大前提として可愛いものをたくさん見ている人ですよね。その人の中の“可愛い”の最大値が、作品づくりを左右していると思うんです。うまい美容師さんのスタイルをひたすら見ることで可愛い作品に近づくし、あとは経験数ですよね。トライ&エラー。いい一眼レフを持っていることより、手を動かした数が大事。

 

 

英太 あと、うまい人はマイナスを知っていますよね。盛りだくさんになると、どこを見せたいのかが分からなくなったり、全体のバランスが崩れていくので。僕はいつもそれを意識して、マイナスしながらゴールに近づけています。

 

鈴木 私はいつもモデルさんのイメージを変えたいなと思いながら作っているんですけど、可愛いモデルを可愛くするのではなくて、可愛いモデルさんをどうかっこよくするか、かっこいいモデルさんをどう可愛くもっていくかを意識しています。学んできたことを分解して、自分のものにできる人がうまいと思っているので、ビフォーからアフターに持っていく工程をたくさん学ぶことが大事かなと思います。ということで、またみんなで作品撮りしましょう。そして今回、自ら手を挙げて参加してくれたアシスタントの厚母桜花(あつも)に感謝します。朝6時に来てサポートしてくれて、ありがとう!

 

プロフィール

 

(左)

戸梶 翔太(とかじ しょうた)/SHEER FILM代表
1993年生まれ。高津理容美容専門学校卒業後、『GARDEN』に入社。2017年から映像制作活動を開始し、映像クリエイターとして国内外問わず活躍するまでに成長。現在は、ヘアメイク・フォトグラファー・動画編集・キャスティング・ディレクションまで仕事の幅を広げて活動中。
Instagram:@ tototokaji

 

(左から2番め)

鈴木 彩乃(すずき あやの)/GARDEN Tokyoトップスタイリスト
1993年生まれ、宮城県出身。SENDAI中央理容美容専門学校卒業後、上京。『GARDEN』に入社し、デビュー後は得意の大人可愛いボブやミディアムスタイルで女性客に支持され、特別な日のヘアアレンジも数多く担当。
Instagram:@ayanon_hair

 

(右)

英太(えいた)/lora.gardenトップスタイリスト
1991年生まれ、山口県出身。大村美容ファッション専門学校卒業後、上京して『GARDEN』に入社。似合わせカットとデザインカラーを得意としており、業界紙・ファッション誌も多数担当。2021年から地元・下関にも活動拠点を置き、毎月2週間は山口で美容師をしている。
Instagram:@ eita__nakamura

 

(文/織田みゆき 撮影/戸梶翔太)

 

■ライフマガジンの記事をもっと見る >> 

re-quest/QJ navi DAILY  Instagram

re-quest/QJ YouTube

 

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング