今話題の韓国風ウルフ#ハッシュカット小幡もとしさん #♡♡♡♡♡♡♡でTOPにでてきた人

 

今やSNSは美容師にとって欠かせないツールです。そこで、Instagramで#♡♡♡♡♡♡♡(スタイル・技術名)で検索した際に、そのときの人気TOPに上がってきたスタイル写真を作った美容師さんにそのスタイル・技術についてのこだわりや、SNSの使い方などについて伺います。

 

今回は #ハッシュカット。#ハッシュカットでTOPにあがってきたのは現在、SALOWIN渋谷でフリーランスとして活躍する小幡もとしさんでした。

韓国のウルフスタイルをさす#ハッシュカット。ウルフスタイルの打ち出しが大成功し、今や月に400人ものウルフカットを手掛けるようになった小幡さんを取材しました。

 


 

切りっぱなしボブ隆盛の時代からレイヤースタイルを提案! “好き”を推す大切さ

 

 

―今回、#ハッシュカットで検索すると1.5万投稿くらいが出てくる中で、小幡さんの投稿がTOPに出てきました!

ありがとうございます。いろいろなウルフを投稿していますが、#ハッシュカットでTOPだったとは意外です。

でも、今はウルフヘアがブームでもあるので、注目されているスタイルでTOPになれたのはありがたいです。

僕は特段韓国推しというわけではないのですが、韓国好きの人に響くかな、と考えてこのハッシュタグをつけていたので、よかったです。

 

―ウルフとハッシュカットは、どう違うのでしょう?

言い方が違うだけでほとんど同じなのだと思います(笑)。ただ、イメージとしてはウルフより顔周りにデザインがあるのがポイントになっている感じはありますね。

 

 

―小幡さんがウルフヘアを打ち出し始めたのはいつ頃のことになりますか?

2018年頃ですね。

当時は切りっぱなしボブが流行っていたのですが、僕のお客さまから、「ちょっと飽きたかも」「もう少し動きを出したい」と依頼をいただくようになったんです。そこで、少しレイヤーを入れたスタイルやくびれを作ったスタイルを提案してみたんです。切りっぱなしボブが好きな方はカジュアルというスタイルの方向性さえずらさないようにすれば、レイヤーが入ったスタイルでも喜んでくれるんです。なので、レイヤーとウルフをかけあわせた『ネオウルフ』として打ち出すことに決めました。

今と違って、ウルフがニッチなスタイルとされていた時代ではあるのですが、いつなんどきもニッチなものを求めるお客さまは絶対にいるので、これを推して行こうと決めました。

 

 

―小幡さんの過去の投稿を見ると、「ウルフヘアでの打ち出しにたどり着くまで、試行錯誤や迷走が相当あり苦労した」とありました。試行錯誤の中で、ウルフヘアで結果が出せたのは、なぜだと思われますか?

 

やはりウルフやレイヤーなどの動きがあるスタイルを作るのが好きだからですね。正直、当時流行っていたボブやAラインのスタイルを作りたいという気持ちは僕の中にあんまりなくて、仕事とはいえ、好みではないスタイルを作り続けるのは苦しかったですし、見せ方もわからなかった。でも、心から可愛いと思えるスタイルの提案だったら苦にならずに続けられるんですよね。好きなスタイルで認知が広がったことはとても嬉しかったし、「美容師ってやっぱり楽しい!」と改めて感じることができました。

 

―好きなスタイルで推していくことが大事なんですね。初めてウルフスタイルで手応えを感じた投稿はいつのものですか?

2018年4月の投稿です。保存数が50ほどで、今となっては何てことない数字ですが、当時の僕からしたら快挙でした。

 

ウルフを打ち出きっかけになった投稿。ウルフ風に動きのあるスタイルにしたところ切りっぱなしボブ隆盛の中で目立ち、保存数も伸びた模様。

 

 

>月400人ものウルフスタイルを切っている「日本一のネオウルフ美容師」が誕生

 

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