ニューヨークで活躍する日本人美容師5人に質問してみました!-穂高律子のニューヨーク美容師コラム Vol.12-


続いて石本賢司さん。
Kenjiさんは現在、Frederic Fekkaiで活躍されています。日本にいるとき、何かの雑誌のインタビューを読んだことがあり、ニューヨークのサロンで活躍されているなんてすごいなぁと漠然と思っていた人で、ニューヨークに行ったら、ぜひお会いしたいなぁと思っていました。ニューヨークにきて、11年半! という、大大大先輩です!

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Q1. なぜニューヨークにきたのか?

A.日本で美容師をしていて僕にしかできないことを考え始めたとき、自分自身の成長と新しいことにチャレンジしたくなったから。

Q2. ニューヨークにきてみてよかったこと、変わったこと。
A.価値観が広がったこと。世界を見る目と心が成長したこと。全くできなかった英語が今は自分の意見を言い話し合えるようになった。 昔からやりたかったNY collectionに毎年参加できるようになり、いろいろな人とコラボレートできること。

Q3. 逆に、ニューヨークにきてみて、大変だったこと。
A.文化や言語の違い。でも大変というよりも理解することから始めて楽しむようにした。

Q4. ニューヨークの大好きなところ、オススメスポット。
A.世界中から人が集まり、上を目指してるとこ。チャンスは目の前にあり掴む用意さえできていれば夢が叶う街。オススメスポットはいろいろなとこにあるSpeak easy(隠れ家のバー)、夕陽時間のハドソンリバー

Q5. 今1番興味のあること、楽しいこと。
A.仲間とやってる撮影を通してNYと日本を繋げること。息子と遊ぶこと。

Q6. これからやりたいこと、挑戦したいこと。
A.美容師として成長を続けると共に、サロンのプロデュース、次の世代の教育。

Q7. 日本とニューヨークでの美容師として働いていて感じる違いは?
A.お客さまとの距離感と自分の時間のコントロール。 お客さまにたいして遠慮なく正直な意見をプロとして伝えていく姿勢は医者と患者の関係のような信頼関係に近いと感じます。

Q8. 日本の美容師さんに伝えたいメッセージ
A.日本を離れて見える世界の動き、そして日本の良さを肌で感じることは今後どこで美容師として働くとしても、自分の成長に役立つと思います。 日本の方から相談もよく受けるのですが、低価格化、面貸し等ビジネスが多様化していますがどれが正しいというよりも、自分がどのようになりたいか、どのような働き方をしたいかを考えて成長していくことが大切だと感じます。

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