過去5年で最高の瞬間なんてない。毎日、過去最高を更新しているから!「あの人に会いたい」美容師×美容師の化学反応 第1回SHACHUみやちのりよしさん×MORIYOSHIさん(後編)

2019.05.10

 

美容師同士だから語れることがある。美容師だから分かり合えることがある。しかしながら、話したい美容師さんはいるけれど、売れっ子ともなると忙しくてゆっくり話す機会がないという人も多いのでは? そこでQJナビデイリー編集部が、美容師さんが好きなテーマで語り合う対談の機会をつくりました。第一回はSHACHUみやちのりよしさん×MORIYOSHIさん。一緒にSHACHUを立ち上げた二人です。決して優等生でなかったという二人が5年間で大人気サロンSHACHUを作り上げるまでの軌跡を語り合ってもらいました。対談は前後編の2回。今回は後編です。ぜひ前編とあわせてご覧ください。

 


 

SHACHUに必要なのは、知名度よりも人気度だと思った

 

みやち:落ちこぼれ二人で立ち上げたSHACHUを押し上げたのは、SNSの情報発信の力も大きいと思う。最初はハイライト、グラデーション、グレージュ、モノトーンをどんどん紹介して、それが流行ってきたら次はピンクやラベンダーを紹介したりして。それもやる人が増えてきたころにユニコーンカラーが話題になった。このあたりから、おぼろげにSHACHUという存在が認知されはじめたと思うし、そのままカラーの作品をあげていればフォロワーを増やせたかもしれない。けれど、俺は認知度よりも、みやちのりよしという人間の人気度が必要だと思った。フォロワーが減ったとしても、自分をちゃんと知ってほしかった。

 

 

MORIYOSHI:SNSでの発言は影響力あるし、サロンの中でみやちが発した言葉も、全部現実になっているよね。

 

みやち:テレビに出たいって話していたらCMの仕事がきたし、本を出したいと言っていたらSHACHUのカラーメソッドを詰め込んだ本を出すチャンスをもらえた。「1万部は売れる」って言っていたんだけど、初版は7000部。結局3000冊増刷して1万部すぐに完売したし、今はもう3万部くらいいってるんじゃないかな。ヘアショーも出たいと言って、ナプラドリームプラスで武道館に出ることになったし、なんかもうやることやっちゃった感じがある。

 

MORIYOSHI:でも、美容の仕事はゴールがないから。

 

みやち:フランス、ドイツ、中国、台湾などに仕事で行かせてもらって、海外はもっと攻めていきたいと思った。SHACHUの技術を伝えることもしたいし、ステージに上がる機会があれば、パステルカラーかなにかをぶちかましたりもしたい。

 

MORIYOSHI:僕はみやちと違う方向でSHACHUの風船を大きくしてきたい。海外はみやちに任せて、日本では僕らがSHACHU発のヘアスタイルを発信していきたいな。僕は自分が楽しくないと周りを楽しませられないタイプ。みやちは周りを楽しませることで自分が楽しくなるタイプ。方向性はちょっと違うけど、そこは似た者同士なんじゃないの。みやちほどの純粋な心は僕にはないけれど。

 

みやち:そうかな。嘘が嫌いっていうのはあるけど。

 

 

MORIYOSHI:たとえば、みやちは田舎に行ったときに夜空を見上げて「見て! 星がめちゃくちゃキレイだよ」って言ったりするけど、僕だったら隣に女の子がいるときしか言わないって(笑)。でも、みやちは心の底から星がキレイだと思って言っている。心が曇っていない。だからみんなついていくんじゃないかな。

 

みやち:でもさ、僕が突発的に動く人だから、少し離れたところから落ち着いて物事をみられるMORIYOSHIくんの力は必要なんだよ。めったにないけど、俺のなかでも「SHACHUっぽさ」が若干ブレることがある。それやっちゃうと今まで積み上げてきたものが崩れちゃうっていうときに、ストップをかけてくれる。そういう意味では、MORIYOSHIくんが一番、SHACHUを知っているんだと思う。

 

それに、周りを元気にする楽観的なところがある。ケガしたアスリートのお客さんに「それっていつか情熱大陸に出るための試練じゃない? オリンピックで金メダルとる流れじゃない」みたいな。なかなか言えることじゃないよね。

 

MORIYOSHI:いや、単純にそういうストーリーだったらいいなって思っただけ。一緒に落ち込んだって仕方がないからね。ポジティブにもっていかないと。

 

>いつも「今より大きなワクワク」が待っている気がする

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