「20代美容師はもっと夢をみてもいい」L.O.G by U-REALM代表・唐沢憲司のモチベーションを保つ秘訣とは

当たり前のことを当たり前にできる美容師に

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-今後若手を育てていくかと思いますが、どのように育成しようと考えていますか?

自分の場合は、ヘアメイクをやらせてもらってから、技術がないとやりたいことができないって気がついてそこから勉強し直しました。だから後輩たちにも、手取り足取りというよりも、自分でやってみて壁にぶつかったり、恥ずかしい思いをどんどんしてもらって、自分で課題に気づいてもらいたいです。そうしたら、嫌でも勉強しなくちゃいけなくなる。 先輩がどんな施術をしているのかを見ているのが一番のヒントになると思うんですよね。どんどん見て、技術を盗んでほしいです。

-スタッフにはどんな美容師になってもらいたいですか?

お店にきてもらったからには、お客さまをかわいくして帰す。でもかわいくするためにお客さまに負担をかけてはいけないと思います。痛くしないように、ダメージにならないようにする研究も必要です。お客さまを施術する上で当たり前のことですが、当たり前にできる美容師になってほしいですね。 デザインを優先・先行させるような美容師にはなってもらいたくない。それってお客さまに対して傲慢な気がしています。

-ご自身の今後の目標をお聞かせください

2016年は倒れるくらい大変な年だったんですけど、すごくいい一年になったんです。これからのベースが築けたような気がしています。「L.O.G by U-REALM」も「026」の他にもまだまだやりたいことがあるんです。僕は好きなことができる40代にしたいので、30代はまだまだ仕事をこなしていきたいですね。

プロフィール
L.O.G by U-REALM 代表 唐沢憲司

都内有名美容室2店の経験を経て、L.O.Gのブランドプロデュース、店長として指揮をとる。2015年1月、L.O.G代表に就任。 「記憶に残るような感動とヘアスタイルの提供」をテーマに、常に旬のヘアスタイルを提供。アーティスト、モデルなど、ヘアスタイルに携わる事も多く、トレンドのヘアスタイルをリアルに落とし込む事ができるのが持ち味。信頼感、経験値、指名率はNo.1。

(取材・文・撮影/高橋 優璃)



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