「洗濯ブラザーズ」の知恵を借りれば、洗濯はきっと美容師の武器になる!

 

毎日の洗濯を楽しくハッピーにするための活動をしている「洗濯ブラザーズ」。クリーニング店「LIVRER YOKOHAMA」を経営するかたわら、劇団四季、シルク・ドゥ・ソレイユ、クレイジーケンバンドなど国内外の有名アーティストの衣装クリーニングをしていることでも知られています。彼らの初の著書『日本一の洗濯屋が教える 間違いだらけの洗濯術』(アスコム刊)は第11刷で5万部を突破(2020年8月現在)するほどの大反響。今回は三男の今井良さんに美容師さんとの意外な関わりについてお話をいただきました。インタビューを読み終えたらきっとあなたも洗濯がしたくなるはず!

 


 

清潔で肌触りのいいタオルは、上質なおもてなしである

 

 

美容室で使うタオルは、お客さまのお顔に触れるものだから、その洗い方次第で「ファン」をつくれると僕は考えています。なぜなら、いつも清潔で肌触りのいいタオルは、美容室の付加価値になるはずだからです。なので、早速ですが洗濯ブラザーズ流のタオルの洗い方をご紹介させてください。

 

まず大前提として、お水そのものが持つ洗浄力を引き出すことが洗濯の基本です。しかし、タオルは吸水力が高いが、水を排出しにくいので洗濯機で洗うときに水量を多めに設定しても、水が足りなくなってしまうんですよね。この問題を解決するために、バケツやタライを用意して、そこに常温の水を溜めておきます。その中に洗剤を3mlくらい入れて、よく攪拌した後にタオルをつけ置きするんです。洗濯機で洗う際に吸水しないように、最初にタオル自体に吸水させてしまうんです。時間は15分から20分くらいで大丈夫。そして、洗濯機で水量を多めに設定して洗い、キレイに濯ぐ。タオルとタオルの間に空気が通るように間隔を置きながら部屋干しすると、フワッと清潔なタオルに仕上がります。タオルを干す時にパンパンっと叩いてパイルを立たせておくことが大切です。ぜひ一度、試してみてください。

 

美容師さんは誰でも「洗濯のセンス」を持っている

 

 

洗濯のコツを美容師さんにすると、スッと理解していただけることが多いです。というのも洗濯って実は、髪を洗うことと似ているんですよ。例えば、髪を洗うときにいきなりシャンプーをつけたりしませんよね。髪の毛についている整髪料や汚れを落とすために水やお湯で洗い流していると思います。シャンプー前に必ず予洗いをしていると思うんですよね。そのほうが皮脂汚れや整髪料、頭皮の匂いのもとなどを落とすことができるから。洗濯も予洗いの時点で、8割くらいの汚れの落ち方が決まるんです。そのあとシャンプーを適量つけて、泡立てながら洗う。そして、シャンプーを機械に任せられないのと同じで、洗濯も人間の手が最強なんですよ。

 

 

人間の髪も洋服も繊維からできていますし、髪と同じようにウールやカシミヤなどの動物性繊維にはキューティクルもあります。洋服を扱っているアパレルの人たちは、生地の取り扱いは知っていますが、毎日のようにお客さまの髪を洗ってきた美容師さんのほうが、僕らの勧めている洗濯に取り組みやすいようです。

 

>ヘアサロンでマスクの洗い方をレクチャーすることも

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