洋服と帽子は私の戦闘服、週2回のサロン通いは戦士の身だしなみです-アパホテル社長/元谷芙美子さん-

 

「私が社長です。」の広告で世間を騒がせたアパホテル社長、元谷芙美子(モトヤフミコ)さん。ホテルの広告塔として、いつも華やかなファッションに身を包み、トレードマークの帽子をかぶっています。

 

この「元谷社長スタイル」には、特別な意味が込められているのだそうです。今回はそんな元谷社長と美容室の関係に迫ります。日本の全美容師さんに読んでいただきたいインタビューです。別記事でお伝えした「美容業界へのメッセージ」と共に是非ご覧ください。

 


 

授業中にも帽子をかぶる「おしゃまさん」でした

 

 

私は小学校の頃から帽子をかぶっていくのが大好きでした。先生に「授業中は帽子をかぶってはいけません」というふうにお話をいただくと、「先生、レディにとってはこれが正装なんですよ」と答えて、先生を困らせてしまったことがありました。通知表にも「先生を困らせるくらい、おしゃまなところがある」と書かれていましたね。

 

今もお洒落をすることは好きですが、ビジネスの最前線に立つ者として、自分が身につけるものは「戦闘服」だと思っています。いつでも戦えるように、お洋服を選び、髪を整えて、帽子をかぶっているんですよ。

 

 

私は少し頭が小さく、髪も細くて少なめなので、帽子をかぶるときには、髪を結んでボリュームを出すことで、帽子が落ちてこないようにしています。

 

私にとっては髪を整えることは、お洋服を着たり、お化粧をしたりすることと同じくらい大切なことです。髪を整えないと会社にも行けませんし、仕事もできません。セミナーやメディアの取材、テレビ出演など人前に出させてもらうことも多いので、週2回ほどのペースで広尾駅の近くにある「HIROIN」という美容室に通っています。

 

私が生まれつき美しかったら頻繁に美容室に通わなくてもよかったかもしれないですが、女性社長の華やかさをアピールするために美容師さんの力をお借りしています。目指しているのは、凛として健康的で、大らかであるけれどもハンサムな性格の社長です。

 

>美容室は戦士の安息の地です

 

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