【完全ノーカット】by fifth堀雄大の最速メンズカット技術をガチンコ収録。撮り直し、修正一切ナシ。全編アフレコ解説付きの超豪華動画

それでは10分カット、スタートです! 

 

ここからは堀さんのアフレコによる解説が始まります。


 

[声:堀雄大]

サイドのブロッキングはこめかみの上くらいで取っています。髪が伸びてきた時にハチがはらないようにするため、ツーブロックの位置は高めにした方が持ちがいいですね。


 

バリカンはサイドはツーブロックで上まで同じ長さ。後はグラデーションで丸みをつけます。サイドは6ミリのツーブロック、後は6ミリのグラデーション。コームを使って一度刈り上げの長いところのラインを作って、そこからバリカンで下からつないでいく感じです。

 

 

この時に大事なのは手のスナップ。しっかり左手で上の毛を固定してあげないと、こぼれてきた毛も切ってしまいます。左手でしっかり添えてあげます。バリカンを使う時には、同じ目の高さです。のぞきこみながらやっていますので、顔は髪まみれになります(笑)。

 

 

僕は刈り上げはハサミを使わないんです。バリカンで9割作って、トリマーで面を整えます。このとき、お客さんには絶対に動かないでもらうように。ポイントは右手でトリマーを持ったら、ひきながら動かす。角を取りながら、面を整えるイメージです。ハサミを使うより確実に早く仕上がります。

 

 

ダッカールはネックシャッターに付けているのも時短のポイント。シザーケースへと手を動かすよりも絶対に早いので。

 

 

バックは刈り上げに対して同じ長さで切ります。左右の長さを合わせて、まずは後ろを作ります。サイドとバックの境目はCシェイプにしてイングラを作り、丸みを出しながら刈り上げをなじませます。

 

 

前下がりベースで、ブロッキングを取らずに全部切ります。カットスピードを上げるためにやったことは、カットの開閉回数を数えて無駄を減らすこと。カットのクオリティを下げずにスピードを上げています。


 

モヒカンラインは三角ベースでとると、後ろに流れやすくなります。チョップカットで表面のレイヤーとアンダーのグラデーションをつなげます。チョップカットをする時は、パネルを持つ左手を動かした方がいいです。下はブラントでローグラデーションをつけて丸みを作ります。


 

続きはYouTube動画でチェック!

 

<まとめ>

10分でどこまでカットできるか。撮り直し、編集は一切なしの緊張感のあるカット企画へのオファーに対して、二つ返事で快諾してくれた堀さん、ありがとうございます! ピンと張り詰めた空気の中でのスタートでしたが、すぐにいつもの堀さんのペースに。バリカンから素早くハサミに持ち替えた後は、軽快なリズムに乗るかのようにパネルを引き出し、無駄のない所作でカット。普段から多くの顧客を担当する忙しい美容師さんだけに、ハサミの開閉回数にまでこだわり、無駄な時間を省きながらクオリティをキープしているそうです。結果、8分で切り終え終えてしまうという想定外のハプニングで楽しませてくれた堀さんでした(笑)。

 

プロフィール
by fifth 堀雄大  YUDAI HORI 

日本美容専門学校夜間コース卒業後、2カ月のフリーター生活を経て、 カラーに強い都内サロンに就職。4年間の修行期間の後、fifthに転職。 Instagramではメンズのハイライトや、レディースのハイトーンショートなどを提案。 YouTubeでは「しゃんず」のメンバーとして、自身のファッションや ヘアスタイルも20代男性から高く評価されている。 https://www.instagram.com/hori_yudahi/ 

 

(文/QJナビDAILY編集部 動画制作/トカジショウタ)

 

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